オーガニックスキンケアの「ネロリラ ボタニカ」がサザビーリーグ傘下で再スタート

　サザビーリーグが、ビーバイ・イーの国産オーガニックスキンケアブランド「ネロリラ ボタニカ（NEROLILA Botanica）」を譲受したと発表した。今後はサザビーリーグの100％子会社で、「アフタヌーンティー・リビング（Afternoon Tea LIVING）」を運営するICLが新たなコスメ事業として運営。9月に、ブランド名を「ネロリラ（NEROLILA）」に改め、約2年ぶりの新商品を携えてリブランディングする。

　再始動に伴い、新コンセプト「Embrace Earth's gifts, awaken my inner glow 〜肌が深く満ち 心がほどけるひとときを〜」を設定。ブランドストーリーを伝えるコンテンツの充実や、洗練されたデザインへの刷新、ポップアップストアの展開などを通じて顧客との接点の拡大する。今後は常設店舗の展開や海外進出も視野に入れる。
　ネロリラ ボタニカは、メイクアップアーティストの早坂香須子をディレクターに迎え2016年に誕生。「肌の再生、心の再生、土壌の再生」をコンセプトに、自然の恵みあふれる植物エキスや海底泥、湧水などを取り入れた100％ナチュラル処方のスキンケアアイテムを展開してきた。また同ブランドは、耕作放棄地の再生や未利用・未使用資源の有効活用、障がい者就労支援施設との取り組みなど、産地とともに持続可能な生産モデルの構築に努めてきた。リブランディング後も、原料生産者・作り手・使い手との共生を軸とした活動は継続していくという。