
世界的な凶作という理由もあり、コーヒー豆の価格が急騰している。喫茶店などでコーヒーの値上げが目立っているが、コーヒー1杯にいくらまでなら許容できると思っているのだろうか? LINEヤフー(東京)が運営する「LINEリサーチ」では、全国の15〜69歳の男女3149人を対象に、カフェのコーヒー1杯の値段に関する調査を実施した。調査期間は6月10日〜6月12日。
まず、カフェのコーヒー1杯(レギュラーサイズ)で高いと感じる値段を聞くと、全体では「500円台」が最も多く2割台半ばを占めた。ちなみに男女別でみた場合、女性は「500円台」以上の価格帯を高いと感じる割合が男性より高くなっている。年代別では、お小遣いとの絡みか、ファストフードやコンビニの低価格コーヒーを意識しているのか、「300円台」を挙げた人が2割強と最も多かったのは10代だった。
「高いと感じ始める価格帯」よりも上の値段でも買ってみたいと思うカフェのコーヒーの特徴やサービスについて聞くと、コーヒーの味わいはもちろん、「おかわり無料」「長時間滞在できる」といったカフェならではのサービスや、「お店の雰囲気」「こだわりの豆」「ラテアート」といった品質や体験に価値を挙げる声が多い。中でも「おかわり無料」は、男女ともに幅広い年代で支持されているようだ。
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