画像提供:マイナビニュース夏に相応しい加熱式たばこスティックが新たに誕生する。日本たばこ産業(JT)は7月24日、加熱式たばこ「プルーム」専用スティック「EVO(エボ)」の新商品発表会を開催。8月1日より発売される「トロピカル・ベリー・クリスタル」と「トロピカル・バナナ・クリスタル」の2銘柄について、その開発背景や特長、販売戦略を明らかにした。
○▼年々高まるフルーツフレーバー人気。「EVO」の新商品誕生!
フルモデルチェンジした「プルーム・オーラ」と新ブランド「EVO」が、好調な滑り出しを見せている。発表会冒頭で登壇したJT RRP商品企画部の村谷秦志担当部長は、「プルーム・オーラは発売後、わずか3週間で前モデルであるプルームXの約3倍、アドバンスドの約2倍の販売台数を記録しています。EVOも同様に好調で、過去の新製品と比べても約3倍の販売シェアを獲得しました」と現状を報告。
プルーム・オーラのヒットの背景には、「スマートヒートフロー」による味わいの進化、「ヒートセレクトシステム」による4つの加熱モードの選択、そしてスリムでスタイリッシュなデザインなど、ユーザーニーズを汲み取った設計があるようだ。
さらに村谷氏によると、加熱式たばこ市場においてフルーツフレーバーの人気は年々高まっており、現在では全体の34%を占めるまでに成長しているという。
今回発表された「トロピカル・ベリー・クリスタル」「トロピカル・バナナ・クリスタル」は、いずれもマンゴー風味のたばこシートをベースに、カプセル内のフレーバーを組み合わせることで新しい味わいが楽しめる仕様となっている。前者は完熟マンゴーとフレッシュなベリー、後者は濃厚なマンゴーととろけるようなバナナのマリアージュが特長だという。
「目隠し調査でも、6割以上の方が既存のトロピカル系フレーバーより高い評価をつけてくれました。自信を持ってお届けできる商品です」と村谷氏は語った。
続いてRRP商品企画部 次長の冨樫拓也氏が登壇し、8月1日から実施される全国の「プルームショップ」でのプロモーション施策について紹介した。冨樫氏によると、視覚面では新商品の世界観に合わせたショップの装飾を展開。味覚面では、対象商品を購入して簡単なアンケートに回答することで、フレーバーと相性の良い“マリアージュドリンク”を無料で提供するという。
○▼新しいトロピカルフレーバー2種を試喫してみた!
発表会では実際に「トロピカル・ベリー・クリスタル」「トロピカル・バナナ・クリスタル」がお披露目。実際に試喫させていただくことに。
まずはこちら、「トロピカル・ベリー・クリスタル」から試してみると……。
マンゴーのジューシーな旨み・甘みが濃厚に感じられる。メンソールのフレーバーもしっかり効いているので、かなりの清涼感もある。すごく美味しい。さらにカプセルを潰してみると、ベリーの華やかな香りが一気に拡散。ベースとなっているマンゴーの風味と混じり合い、新感覚のトロピカルフレーバーが楽しめた。甘いのだが、メントール効果でかなりスッキリ味わえるので、まさに暑い今の時季にピッタリだ。
続いて「トロピカル・バナナ・クリスタル」を試喫してみると、こちらもかなりの完成度。そのまま吸うだけだと「トロピカル・ベリー・クリスタル」とあまり味の違いは感じられないが、カプセルを潰した瞬間、濃厚なバナナの香りが柔らかく広がり、ベリーのほうとはまた違った、完熟したトロピカルな甘みが感じられる。ベリーよりもメンソールは控えめな印象で、そのぶん、タバコの香ばしいキャラメル感のようなものも感じられ、これがバナナフレーバーと最高に相性がいい。かなり美味しい。
例のマリアージュドリンも合わせて試飲してみたが、それぞれ「トロピカル・ベリー・クリスタル」「トロピカル・バナナ・クリスタル」の味わいを踏まえて作られているだけあって、それぞれ完璧なるマリアージュを奏でていた。ドリンクとしても相当な美味しさに仕上がっているので、ぜひ8月中に近くのプルームショップで試してみてほしい。
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「トロピカル・ベリー・クリスタル」「トロピカル・バナナ・クリスタル」は、いずれも税込550円のプレミアム価格帯で展開される。加熱式たばこの中でも“味わい”に特化したEVOブランドにおいて、さらなる広がりを感じさせる2銘柄となりそうだ。発売と同時に展開されるプルームショップでの体験施策と合わせ、今後の動向に注目!(猿川佑)