
現地時間7月18日にチャールストン空港で発生した、全日本空輸(ANA)NH9397便とブリーズ・エアウェイズMX509便の接触事故を、国土交通省とアメリカ国家運輸安全委員会(NTSB)が航空事故に認定した。
この事故は同日午後9時40分ごろ、アメリカ・サウスカロライナ州のチャールストン空港で、地上走行していたNH9397便(ボーイング787-10型機、機体記号:JA986A)の左翼端が、駐機していたブリーズ・エアウェイズMX509便(エアバスA220-300型機、機体記号:N247BZ)の垂直尾翼と接触したもの。
ANAによると、NH9397便は管制の指示に従い、ボーイングの敷地内から地上走行中、オープンスポットに駐機していたMX509便と接触したという。ANA機の左翼端に擦過痕、凹み、ライト・レンズの割れがあった。修復に向けた調整を実施しているという。
同機は国内線向けの機材で、チャールストンで機体を受領し、運航乗務員2名と空輸業務に関わる社員3名の計5名を乗せ、ロサンゼルス経由で羽田空港へ空輸する計画だった。
|
|