今や海外帰りはマイナスにならない!? 馬体派記者が「非の打ちどころがない」と絶賛したアイビスSD出走馬
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2025年07月29日 20:45 netkeiba

ピューロマジック(7月23日撮影、(c)netkeiba) 元厩務員の経歴を持つ敏腕記者・スポーツニッポン田井秀一氏が28日、netkeibaTV『前走から一変! 好調馬体チョイス』に出演。3日(日)に新潟競馬場で行われるアイビスサマーダッシュ(3歳上・GIII・芝直線1000m)出走馬の中から、馬体・状態が大きく変わってきた好走期待馬について解説した。
田井氏はドバイから帰国初戦のピューロマジック(牝4、栗東・安田翔伍厩舎)をピックアップし、「筋肉の張り、毛づや、立ち姿勢、どれを取っても非の打ちどころがない」と開口一番に絶賛。「1週前追い切りでも坂路で一番時計をマークしていますから、遠征によるダメージの心配は無用でしょう」と述べ、「むしろ、慣れない環境下での経験が成長を促し、これまでの立ち写真にはなかった迫力とどっしり感が付加されたような気がします」と褒めちぎった。今春はサトノレーヴやメイショウタバルなど、海外帰りの馬が続々とGIを制覇。「今や遠征帰りはマイナス要素ではありません」と力強く語った。
ピューロマジックはこれまで450kg前後の出走がほとんど。アイビスサマーダッシュの好走ポイントである「馬体が大きすぎない」「牝馬」の両方をクリアしている。田井氏は「3歳時より胸板が厚くなってパワーが増し、臀部の立体感が研ぎ澄まされてスピードも強化。たとえ内枠を引いても動かしたくないほどの軸候補。素晴らしい立ち写真です」とまとめた。
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