【巨人】阿部監督「ちょっと安心しちゃった所も…」1回に3点先制も乱打戦に敗れ4連勝ならず

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2025年07月29日 21:28  日刊スポーツ

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日刊スポーツ

中日対巨人 6回裏、ベンチから試合を見つめる阿部監督(撮影・森本幸一)

<中日8−5巨人>◇29日◇バンテリンドーム



巨人が乱打戦に敗れて連勝が「3」で止まった。6連戦の初戦で勢いを加速させたかったが、球宴開けの後半戦3試合目で初黒星となった。


先発の西舘勇陽投手(23)がキャリア最多7三振を奪いながら、2本塁打を被弾。5回75球6安打6失点で負け投手となった。初回に4番キャベッジ外野手(28)の9号3ランで援護点をもらい、初回の三者三振も含めて3回までは完璧な内容。だが、4回先頭の中日岡林を四球で歩かせると、一気に崩れた。


連打を浴びて1点を返されると、1死一、二塁からボスラ−に痛恨の逆転3ランを献上。さらに5回にも岡林に2ランを許して3−6とリードを広げられた。5回で降板し、「4回の先頭打者に四球を与えてしまった事が一番の反省点。先制してもらったのにリードを守れず申し訳ないです」とうなだれた。


3試合連続で5点以上と復調傾向だった打線は、4回にキャベッジが球団通算1万1111号となる10号2ランを放つなど追いすがった。阿部慎之助監督は「1巡目が良すぎちゃったな。ちょっと安心しちゃったところもあったかもしれないな」と分析。「最後もね、いい粘り見せたしね。今日はキャベッジ以外で点入んなかったからね。明日はキャベッジ以外の人たちでやってもらいたいですね」と期待した。再び借金生活に入ったが、攻撃に力強さは戻ってきた。即時返済で首位阪神を追いたい。

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