チェルシー、19歳のオランダ代表DFハトの獲得に迫る…移籍金68億円でアヤックスとの交渉は大詰めへ

　チェルシーは、アヤックスに所属するオランダ代表DFヨレル・ハトの獲得に大きく近づいているようだ。29日、イギリス『ジ・アスレティック』など複数メディアが報じている。

　ハトはアヤックスの下部組織出身で、2023年1月にトップチームデビュー。左利きのDFは、センターバックに加えて左サイドバックでもプレー可能だ。19歳ながらにして、すでに公式戦通算111試合出場している。

　これまで複数のビッグクラブが関心を示していた中、現在はチェルシーが移籍先の最有力候補に浮上。　代理人を務めるハンフリー・ナイマン氏も「ただ言えることはヨレルがチェルシーと交渉中だというだけだ」と語り、移籍に向けて交渉が行われていることを明らかにしていた。

　そして『ジ・アスレティック』は「両クラブの合意は達していないものの、4000万ユーロ（約68億円）の移籍金で交渉は最終段階のある」と報道。すでにハトとチェルシーは個人的な条件で合意しているとも伝えられており、契約締結は大詰めを迎えているようだ。

　チェルシーは今夏の移籍市場で、ブライトンからブラジル代表FWジョアン・ペドロ、イプスウィッチからU-21イングランド代表FWリアム・デラップ、ドルトムントから同代表FWジェイミー・バイノー・ギテンスらを補強。そして現在はライプツィヒに所属するオランダ代表MFシャビ・シモンズの獲得を目指していると報じられている。