“13歳未満のスマホ”成人早期にメンタルヘルスが悪化するリスク、10万人調査で判明

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2025年07月30日 08:03  ナリナリドットコム

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13歳未満の“スマートフォンを所持している子供”は、成人早期にメンタルヘルスが悪化するリスクがあることがわかった。

18歳から24歳までの若者10万人以上が、研究誌「Journal of Human Development and Capabilities」による調査に参加。スマホを持ち始めた時期と様々なメンタルヘルスの症状について回答した。その結果、13歳未満で使い始めた人々が、よりメンタルヘルスの問題を抱えていることが判明。自殺願望や攻撃性を報告する結果となった。

これを受けて、世界最大のメンタルヘルスデータベースを運営する「Sapien Labs」の専門家はテクノロジー企業と親に対し、緊急措置として、13歳未満の子供がスマホへアクセスできないよう制限することを呼びかけている。

同研究の共同著者タラ・ティアガラジャン氏はこう話す。

「子供がスマートフォンを手にする年齢が若いほど、思考や世界観の形成に関して彼らに及ぼす心理的影響の度合いは大きくなります」
「理想的には14歳までスマートフォンは持つべきではありません。使用し始める際は子供とインターネットでのコミュニケーションの方法について話し合い、それに伴う様々な行動の結果を説明するべきです」
「子供のソーシャルメディアの利用を遅らせるほど良い結果が出ることがわかってきています」
「多くの家庭が工夫を凝らし対処していることでしょう。固定電話や子供用の折り畳みの携帯電話などはスマートフォンに不随する機能無しでコミュニケーション手段として利用する手段かもしれません」


元記事はこちら:https://www.narinari.com/Nd/20250796887.html



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