背番号「10」に変更となったエンバペ [写真]=Getty Images レアル・マドリードの新たな「10番」を背負うのはフランス代表FWキリアン・エンバペとなった。
これまで元オランダ代表MFクラレンス・セードルフ氏や元ポルトガル代表MFルイス・フィーゴ氏、元ドイツ代表MFメスト・エジル氏ら錚々たる選手たちが背負ってきたレアル・マドリードの「10番」。2017−18シーズンからはクロアチア代表MFルカ・モドリッチが着用していたが、合計28個のタイトルをもたらした“稀代の司令塔”はFIFAクラブワールドカップ2025終了後に契約満了で退団し、ミランへ活躍の場を移した。
これに伴い、空き番になった背番号「10」だが、新シーズンからはフランス代表でも同番号を背負うエンバペが新たに継承することがクラブ公式X(旧:ツイッター)で明らかになった。
現在26歳のエンバペは2024年夏にパリ・サンジェルマン(PSG)からレアル・マドリードへ完全移籍で加入した。チームはUEFAスーパーカップ以外のタイトルを逃したが、公式戦(クラブW杯含め)59試合出場で44ゴール5アシストを記録するなど、背番号「9」を着用して初年度からエースストライカーとして活躍。ラ・リーガの得点王に輝いたほか、欧州で最も多くのゴールを決めた選手に贈られるゴールデンシューを初受賞していた。