
7月21日、都内で開かれた「海の日」の記念式典への出席を終えた紀子さまは、その足で難病患者を支援するコンサートへ。1日に2つの公務を“はしご”するほど、多忙な日々を送られている。
縮まらない“微妙な距離感”
「紀子さまは5月からの3か月間で、大阪府、千葉県、京都府、宮城県、広島県をご訪問。さらに、首都圏での公務にも顔を出されていました。どんなにお忙しい中でも笑顔を絶やさず、お出ましになる先々で手を振り、関係者と積極的に会話をされるなど、公務に邁進されています」(皇室担当記者、以下同)
そんな紀子さまの表情が暗くなる場面があったという。
「秋篠宮ご一家は7月11日に、東京都写真美術館で開かれていた被爆80年企画展『ヒロシマ1945』へ足を運ばれました。
令和に入ってから4人おそろいで外出されるのは初めてということもあり、“ご家族が自然に声をかけ合うご様子が見られるのでは”と取材陣は注目していましたが、この日のご一家はアイコンタクトはおろか、言葉もほとんど交わされなかったのです。
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あまりにギスギスとした雰囲気に困惑したのか、紀子さまの表情が曇っていたように見えたのが印象的でした」
この“微妙な距離感”には、子どもたちとの埋まらない溝が関係しているようで─。
「長女の眞子さんは、2017年に小室圭さんとの婚約を発表しましたが、結婚を反対する声が相次ぐ事態に。そのとき、ご夫妻は眞子さんの意思を尊重するより、世間体を重視され、結婚は延期に追い込まれました。
この件を機に、眞子さんと姉の結婚を応援していた佳子さまはご両親に不信感を抱き、距離を置かれるようになったのです」(皇室ジャーナリスト、以下同)
眞子さんは今年、第1子を出産。このことが親子の溝をより深めているという。
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「眞子さんは結婚し、渡米して以降、ご両親と連絡を取っていないといいます。そのため、生まれた子どもの性別や誕生日も、紀子さまは眞子さんから直接、聞かされていないそう。そのため、宮邸では眞子さんのお子さんについて話題にすることは“タブー”になっていると聞きました」
職員には“高圧的”
紀子さまの苦悩の種は娘たちだけではない。
「この春から大学生になられた悠仁さまにも気を揉んでおられるそうです。悠仁さまは大学の友人らと夜遅くまでカラオケを楽しまれるなど、大学生活を謳歌されています。
所属するバドミントンサークルは、夏に泊まりがけの合宿があり、悠仁さまも参加される可能性が高いそう。9月に成年式を控えた中、奔放な生活が続いてしまわないか、気が気でないといいます」
そんな日々が続いてか、宮邸では職員らにつらく当たることも少なくないと、とある宮内庁関係者は明かす。
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「ある職員が紀子さまにご相談しなければならない件があって“30分ほどお時間よろしいでしょうか”と尋ねたそう。すると、紀子さまはストップウオッチを持ち出し、30分をキッチリと計り始めて……。
時間になると、話の途中だったにもかかわらず“時間です”と言って、その場を立ち去られたと聞きました。時に高圧的な態度をとられることもあり、辞めてしまう職員が少なくないのです」
崩すことのない笑顔の裏に、さまざまな心配事が─。