ブルージェイズに移籍したセランソニー・ドミンゲス(写真=GettyImages)◆ ア・リーグ最高勝率のブルージェイズがブルペン補強
現地時間29日、トロント・ブルージェイズがボルティモア・オリオールズとのトレード成立を発表。セランソニー・ドミンゲス投手(30)と金銭を獲得し、対価として球団内10位有望株のフアロン・ワッツ・ブラウン投手(23)を放出した。
ドミニカ共和国出身のドミンゲスは2018年にフィリーズでMLBデビューを飾り、通算298登板で71ホールド、40セーブを記録している。昨季も7月にフィリーズからオリオールズへのトレード移籍を経験し、今季は43試合に登板して2勝3敗、13ホールド2セーブ、防御率3.24という成績。今季終了後のFAを予定している。
この日、ブルージェイズとオリオールズはダブルヘッダーを戦っており、2試合の合間にトレードが成立した。第1試合でオリオールズのブルペンに入っていたドミンゲスは、第2試合の直前に球場内の通路を歩いてクラブハウスを移動し、ブルージェイズの一員として古巣相手に移籍後初登板。同点の7回裏を1回2奪三振、無失点と好投した。
また、トレード対価のワッツ・ブラウンが所属していたブルージェイズの傘下2Aニューハンプシャーも、同日にオリオールズ傘下との対戦を予定。ドミンゲス同様に対戦相手のベンチに移ることとなった。