去就に注目が集まっている久保建英 [写真]=Getty Images エヴァートンがレアル・ソシエダに所属する日本代表MF久保建英に興味を示しているようだ。
現在24歳の久保はバルセロナの下部組織やFC東京、横浜F・マリノスでプレーした後、2019年7月にレアル・マドリードへ加入した。その後はマジョルカやビジャレアル、ヘタフェなどへのレンタル移籍を経て、2022年7月にレアル・ソシエダに完全移籍。主力として活躍しており、ここまで公式戦137試合出場で23ゴール18アシストを記録している。
そんな久保の現行契約は2029年6月30日までとなっているものの、昨季レアル・ソシエダがラ・リーガを11位で終えたことで新シーズンの欧州大会出場権を逃したほか、イマノル・アルグアシル前監督が昨季限りで退任し、中盤の主軸だったスペイン代表MFマルティン・スビメンディはアーセナルへの移籍が決まり、セルヒオ・フランシスコ監督が率いる新体制となるなど、チームに大きな変化が訪れており、複数クラブから関心が寄せられている久保の去就にも注目が集まっている。
そうしたなか、移籍市場に精通するイタリア人記者のファブリツィオ・ロマーノ氏によると、久保は昨季プレミアリーグで13位に終わったデイヴィッド・モイーズ監督が率いるエヴァートンから問い合わせがあったという。
なお、エヴァートンとしてはリヨンに所属するベルギー代表FWマリック・フォファナの獲得を狙っているものの、同選手がチャンピオンズリーグ(CL)出場を最優先事項に挙げていることから、エヴァートンとしては同選手の最終決定を待ち続けている状態にあるようだ。
このような状況から、エヴァートンはすでに今夏にオファーが拒否されているコモに所属するセネガル代表FWアサン・ディアオに加えて、久保にも問い合わせを行っているようだが、かねてよりプレミアリーグへの移籍を検討していることが噂されている久保がエヴァートンに加入することはあるのだろうか。