

出典:セキララゼクシィ
年下男性が自分に好意を持っているのか、それとも単なる尊敬の気持ちなのか、判断に迷うことはありませんか?この記事では、年下男性が好きな年上女性に見せる態度について、恋愛やパートナーシップに詳しい心理カウンセラーの竹内えつこさんに伺いました。また、年下彼氏・年上彼女カップルがうまくいくコツや年下男性が脈ありかどうか分かる診断も紹介します。
年下男性が好きな年上女性に見せる態度とは?

出典:セキララゼクシィ
年下男性が年上の女性に惹かれたとき、普段とは異なるサインを見せ始めます。詳しく見ていきましょう。
話題を合わせてくる
例えば、年下男性が相手の好きな音楽や映画などを聞いてきた後「この間見てみたんですけど面白かったです」と感想を共有するなどして共通の話題を増やそうとします。これは、自分との共通点を増やして距離を縮めたいという気持ちの表れと言えるでしょう。
背伸びした服装や振る舞いをする
「子ども扱いされたくない」「大人として見てほしい」というプライドによって、ジャケットなどの大人な格好をしたり、振る舞いにも変化が出てきたりします。年上女性から少しでも恋愛対象として見られたいという思いがあると考えられます。
急に敬語をやめる瞬間がある
敬語をやめるのは、距離を縮めたいと願っているサインです。関係性を一歩進めたい気持ちから、タメ口で話した後表情や反応をちらっと見て、受け入れられているか確認するようなしぐさを見せることがあります。
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軽くイジってくる
年上女性に対して、「意外とドジなんですね(笑)」など、やや上から目線で軽くからかってくる場合も好意のサインと言えます。これは、単にからかってくるのではなく、自分を男として意識してほしいという気持ちが背景にあります。
自分の成長や実績をアピールする
「最近、仕事でリーダーを任されたんです」「今度昇進できそうです」など、自分の変化や成果を報告してきます。年上女性と少しでも対等でありたい、自分はちゃんとした大人であるということを印象付けたい、という意識が働いていると考えられます。
距離感が近い
会話中に体を少し近づけてきたり、自然に肩や腕に触れてくるなど、何げないスキンシップが見られることがあります。これは、無意識に好意が出ている素直なアプローチと言えるでしょう。
ストレートに褒める
「今日の服、すごく似合っていますね」「いつも素敵です」とストレートに褒め言葉を伝えてくるのは、好意が隠しきれないサインかもしれません。「好きだから伝えたい」という正直さの表れでしょう。
あえて“年の差”をネタにする
「◯◯って世代なんですか?自分は知らないです(笑)」といったように、あえて年齢差を会話のネタにしてくることがあります。このような言動には、「自分は年の差なんて気にしていませんよ」というアピールが隠されている可能性があります。
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SNSのレスポンスが早い
メッセージを送ったらすぐに既読になり、「そうなんですね!」「楽しそう!」とすぐに良いリアクションが返ってくる場合も好意を抱いているでしょう。気になっているからこそ「気を引きたい」という気持ちが働き、頻繁に連絡を取りたい気持ちの表れと言えます。
さりげなくリードする
「このレストラン予約したので、よかったら行きませんか?」など、スマートに提案してくるのは、「しっかりした自分を見てほしい」「年下だと思ってほしくない」という気持ちがあり、具体的な行動でアピールしていると考えられます。
変化に気付いてすぐ声をかける
「元気なさそうに見えたから、気になって」「自分でよかったら話を聞きますよ」とさりげなく気遣ってくれます。年齢に関係なく好きな人には寄り添い、精神的に支えたいという気持ちが生まれるものです。普段からよく見ているからこそ、変化にすぐに気付くのでしょう。
ふたりの未来について発言してくる
「いつか一緒に〇〇したいですね」「一緒に〇〇したら楽しそうですね」と、年下の男性が将来のことに触れてくる場合、好意があると言えます。単なる社交辞令ではなく、これからも関係を続けていきたいという真剣で誠実な気持ちのサインでしょう。
夢や未来のことを語る
「将来はこういう仕事をしたい」など、自身の将来像や価値観について語ってくる場合、年齢ではなく中身を見てほしい、自分のことをよく知ってほしいという強い気持ちが含まれています。将来を見据えた真剣な関係を築きたいと考えているのかもしれません。
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年下男性が年上女性を好きになるきっかけ
20〜30代の男性104人にアンケートを実施し、女性を恋愛対象として好きになったことはあるか、好きになったきっかけを聞いてみました。
Q.年上女性を恋愛対象として好きになったことはある?

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※データ出典:マクロミル
回答した男性の約3分の2(67.3%)が、年上女性を恋愛対象として好きになった経験があることが分かりました。この結果から、年上女性が恋愛対象となることが一般的であり、魅力的に感じる男性が多いと言えるでしょう。
Q.好きになったきっかけは?
アンケートでは、具体的にどのような点を好きになったのかも聞いてみました。
「落ち着いていて、包容力があった」(33歳)、「しっかりしていて、頼りになる存在だから」(34歳)というように、成熟した大人の魅力に惹かれて好きになったというコメントが多数見られました。
社会経験が豊富で、いざというときに頼れる存在や尊敬できる存在であることが魅力的と答える人も多くいました。年齢を重ねた女性ならではの落ち着きや包容力は、男性にとって安心感を与えるのでしょう。
一方、「年上だから好きになったというわけではなく、好きになった人がたまたま年上だった」(39歳)というように、純粋にその人の人間性や価値観といった内面的な魅力に惹かれた結果、偶然その人が年上だったというケースもありました。
年下男性の脈ありサインで本気度をチェック!

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ここからは、年下男性が脈ありかどうか診断チェックを紹介します。特定の年下男性を思い浮かべ、当てはまる項目にチェックを入れてください。
□あなたの趣味や話題に積極的に合わせてくる
□将来のことを語り始める(仕事・夢・結婚観など)
□会うたびにちょっと大人っぽい自分を見せようとする(ファッション、立ち振る舞いなど)
□あなたと一緒にいるときに緊張しているように見える
□あなたをからかったり、イジってきたりする
□仕事や勉強など、自分の努力や成長を報告してくる
□連絡がマメ。返信も早く、リアクションも多い
□あなたの予定や体調、メンタルを気にかける
□あえて年の差をネタにして笑いに変えることがある
□「好みのタイプは年上」という話をする
【診断の目安】
0〜3個以下
好意はあるが、まだ軽い関心レベル
気になる存在ではあるけれど、本気スイッチはまだのようです。今後のコミュニケーションや関係性の深まり次第で変化する可能性はあるでしょう。
4〜7個
「いいな」と思っており、徐々に本気に近づいている段階
好意は高めです。ただし、まだ自分の気持ちを試していたり、様子を見ている部分も。気持ちの整理がついたら本気になるかもしれません。
8個以上
本気度はとても高く、真剣交際を考えている可能性大
あなたへの好意はかなり高く、特別な感情を抱いているようです。今後もっと距離を縮めたいと思っている可能性が高いです。
年下彼氏・年上彼女カップルがうまくいくコツ

出典:セキララゼクシィ
年下男性と付き合ったことがないと、交際してからうまくいくのは不安になる女性もいるでしょう。ここからは、年下彼氏・年上彼女カップルが長く良い関係を築くために、女性側が心掛けたいことを紹介します。
年下彼氏に「可愛い」と言いすぎない
年下彼氏の無邪気な言動に、つい「可愛い」と言葉にすることもあるでしょう。しかし、そればかりを繰り返していると、彼が子ども扱いされていると感じてしまう可能性があります。
時には「頼りになるね」「さすがだね」といった言葉で彼を立てて、大人の男性として尊重している気持ちを伝えるようにしましょう。
頼る・甘えることを恐れない
年上女性が「私の方が年上だからリードしなきゃ」と構えすぎてしまうと、知らず知らずのうちに主従関係のような形になってしまうことがあります。
「年上だからしっかりしなきゃ」と思うかもしれませんが、時には素直に彼に頼ったり甘えたりすることで関係がうまくいくことも。
年下彼氏も自分を頼ってくれるときっと嬉しいはずです。恋人に弱い部分を見せることで、ふたりの関係はより一層深まっていくでしょう。
価値観の共有を怠らない
年齢差があるカップルに、育ってきた時代背景や考え方にズレがあるのはごく自然なことです。
そんなとき、「なんでそんなふうに考えるの?」と相手を否定するのではなく「そういう価値観もあるよね」と歩み寄る姿勢でいることが長続きするコツです。
世代が違うからこそ、流行や趣味などを積極的にシェアして新しい発見を一緒に楽しむことができると考えると良いでしょう。
年齢に引け目を感じない
年下の彼に合わせようと若作りしすぎると、自分が疲れてしまいます。また、相手が年下であることに引け目を感じていると、逆に相手に依存的になる可能性も考えられます。
彼は、あなたが持つ年上女性ならではの余裕や安心感に惹かれているということを忘れないようにしましょう。大切なのは年齢ではなく、ひとりのパートナーとして対等に向き合う意識です。お互いを尊重し、年齢差にとらわれない関係を築きましょう。
年齢差にとらわれず、対等な関係として向き合って

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年下男性が見せる好意のサインや年下彼氏・年上彼女カップルの関係をより良くするためのヒントを紹介しました。
年齢差があるということは、お互いの価値観や世界観が広がり、これまで知らなかった新しい幸せを知れるということです。もし、お互いに好意を持っているのであれば、年齢を気にせず恋を始めてみてはいかがでしょうか。
取材・文/NANA
【監修】
竹内えつこさん
心理カウンセラー。大学時代に心理学を学び、卒業後はバーテンダー、アロマセラピスト、アロマ講師、カウンセラーという、異色の職歴を持つ。得意なジャンルは夫婦問題・パートナーシップ。現実的かつ理論的なアドバイスに定評があり、悩みを抱えている多くの女性たちから支持を得ている。
公式ブログ:https://counseling-sou.com/blog/
【データ出典】
・ご自身に関するアンケート
調査期間:2025/5/14〜2025/5/15
有効回答数:208人(男性104人、女性104人)
(インターネットによる20〜30代男女向けアンケート調査 調査機関:マクロミル)