【DeNA】バウアー、ヤクルト村上宗隆との再戦心待ち　日米初６連敗回避なるか／見どころ

＜DeNA−ヤクルト＞◇30日◇横浜

DeNAはトレバー・バウアー投手（34）が先発する。

2年ぶりに日本球界に復帰したサイ・ヤング賞右腕も、今季はここまで17試合4勝8敗、防御率4・17と苦しむ。6月12日のオリックス戦から自身5連敗中。もし6連敗となれば、日米のキャリアを通じて初の屈辱となる。

原因は何なのか。前回16日広島戦（6回5安打2失点）をチェックした日刊スポーツ評論家の谷繁元信氏は、右打者のアウトローが決まらない点を指摘。引っかける球が目立った。「投球のバランスなどメカニック的な原因が考えられる」と推測した。

オールスター休みを挟み、2週間振りの登板となる。この間の調整で、どれだけ復調しているか注目だ。

もう1つ、ヤクルト村上との対戦も注目したい。村上は前日29日に1軍復帰即本塁打を放った。2年前の23年シーズン、両者は7打席対戦し、7打数無安打、4三振とバウアーが完全に封じ込んだ。

バウアーは村上との再戦について「すごく楽しみです。才能にあふれる選手だし、彼が入ることで打線の厚みが全く違うものになってくる。すごくタフな試合にはなると思うが、けがを治して帰ってきて、対戦できることが楽しみです」と話した。

試合開始は午後5時45分。