<イースタン・リーグ:ヤクルト−巨人>◇30日◇戸田球場
巨人田中将大投手(36)が2軍調整後9度目の登板に臨んだ。5回75球を投げ、5安打4奪三振1失点。最速は147キロを計測した。
立ち上がりから粘りの投球が続いた。初回は1番山野辺にボテボテの投前内野安打で出塁を許すと、続く2番西川の打席で一塁走者の山野辺が二盗し、無死二塁。いきなりピンチを招いたが、西川を中飛、3番長岡を左飛、4番川端を二ゴロに仕留めた。
2回は先頭の5番北村恵に中前打を浴びると、1死から7番矢野に左翼線への二塁打を許し、1死二、三塁と再びのピンチ。8番高野の三ゴロの間に1点を失った。それでも9番沢野はスプリットで空振り三振に抑えた。
3回以降は毎回走者を背負いながら、要所を締める投球で無失点に抑えた。9日のイースタン・リーグ西武戦(カーミニーク)以来、中20日のマウンドで上々の投球を披露し、1軍昇格へアピールした。
|
|
|
|
Copyright(C) 2025 Nikkan Sports News. 記事・写真の無断転載を禁じます。
掲載情報の著作権は提供元企業に帰属します。