西島大介「くもはち。」大塚英志原作の怪談マンガ、初出から20年超えで単行本化

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2025年07月30日 14:49  コミックナタリー

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コミックナタリー

「くもはち。」(帯付き)
西島大介「くもはち。」の単行本が、本日7月30日に星海社から刊行された。

【試し読み&映像あり】20年以上を経て初単行本化「くもはち。」の中身を公開、プロモーション映像も

「くもはち。」は、大塚英志原作の怪談マンガ。小泉八雲の怪談小説をモチーフに、売れない小説家・くもはちとのっぺらぼう・むじなのコンビの活躍を描く。「衝立の乙女」「耳なし芳一」「草ひばり」「鮫人の恩返し」「夢を喰うもの」「団子をなくしたおばあさん」「妖怪小戦争」の7編ほか、幻となったアニメーション化計画の断片である絵コンテ「妖怪小戦争絵」も収録されている。

なお収録作の一部は、西島のデビュー単行本である「凹村戦争」刊行以前の2003年に描かれたもの。初出から20年以上を経ての単行本化となる。小説「くもはち」刊行時に特典として制作された約5分のプロモーション映像「くもはちの妖怪小戦争」も、「くもはち。」発売を記念してYouTubeで公開中。同映像で西島は監督、クレイアニメ、CG制作、主題歌の作詞を担当した。

8月6日には、西島とフリージャズ演奏家・吉田隆一による定例イベント「チャリで来た。14」が東京・荻窪velvet sunで開催される。読書会と演奏会を兼ねたイベントになっており、「くもはち。」を課題図書とした議論、ピアノ演奏、担当編集者による飛び入り演奏などを予定。また8月8日に太田出版から刊行される、大塚の小泉八雲論本「八雲と屍体 ゾンビから固有信仰へ」の装画も西島が手がけている。

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