アル・ナスル加入のJ・フェリックス、移籍金総額ランキングで歴代4位に浮上

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2025年07月30日 15:06  サッカーキング

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今夏はアル・ナスルに移籍したジョアン・フェリックス [写真]=Getty Images
 チェルシーからアル・ナスル(サウジアラビア)に移籍したポルトガル代表FWジョアン・フェリックスの移籍金総額に注目が集まっている。29日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

 現在25歳のJ・フェリックスは、2019年夏にアトレティコ・マドリードの史上最高額の移籍金1億2000万ユーロ(約205億円)で下部組織出身のベンフィカから加入した。しかし、移籍金に見合う活躍を見せることができず、2022−23シーズン後半はチェルシーにレンタル移籍。2023−24シーズンはバルセロナにレンタル移籍した後、2024年8月に4630万ポンド(約91億円)ほどと見られる移籍金でチェルシーに完全移籍となり、2031年6月30日までとなる7年契約を締結した。

 2024−25シーズン前半戦は公式戦20試合出場で7ゴール1アシストを記録していたなか、出場機会が限られていた状況から、今年2月にミランに買い取りオプションが付随しない形でレンタル移籍を果たした。500万ポンド(約10億円)と見られるレンタル料で加入したミランでは公式戦21試合出場で3ゴール1アシストを記録した。

 レンタル移籍期間の満了に伴い、今夏にチェルシーに復帰したJ・フェリックスだが、エンツォ・マレスカ監督の構想には入っていないことから、今夏の退団が見込まれていた。当初は古巣ベンフィカとの話し合いが進展していたものの、最終的にはアル・ナスルへの移籍が決定。2027年6月30日までとなる2年契約を締結し、移籍金は固定の3000万ユーロ(約51億円)に、2000万ユーロ(約34億円)の追加オプションが付随する形と報じられている。

 これにより、プロキャリアではレンタル移籍を含め、6度目の移籍を果たしたJ・フェリックスの移籍金総額は1億9500万ポンド(約386億円)に到達し、歴代4位の記録になったようだ。なお、歴代最多はブラジル代表ネイマール(現:サントス)の3億4600万ポンド(約684億円)となっている。

 移籍市場に精通するイタリア人記者のファブリツィオ・ロマーノ氏によると、移籍が決定したJ・フェリックスの契約の追加オプションの中には高額な売却条項も盛り込まれていることから、現在25歳の同選手が今後さらに移籍する可能性があると見られているが、果たして移籍金総額はいくらになるのだろうか。

 移籍金総額の歴代ランキングは以下の通り。

1位 ネイマール(3億4600万ポンド/約684億円)
2位 ロメル・ルカク(3億2000万ポンド/約633億円)
3位 クリスティアーノ・ロナウド(2億1400万ポンド/約423億円)
4位 ジョアン・フェリックス(1億9500万ポンド/約386億円)
5位 ウスマン・デンベレ(1億9000万ポンド/約376億円)
6位 アルバロ・モラタ(1億8000万ポンド/約356億円)
7位 アントワーヌ・グリーズマン(1億7800万ポンド/約352億円)
8位 マタイス・デ・リフト(1億7100万ポンド/約338億円)
9位 マテウス・クーニャ(1億6600万ポンド/約328億円)
10位 フィリペ・コウチーニョ(1億5600万ポンド/約308億円)

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