
16歳未満の少女を誘拐し、性的暴行を加えたとして、わいせつ目的誘拐と不同意性交の罪に問われた米軍嘉手納基地(沖縄県)所属の空軍兵ブレノン・ワシントン被告(26)の控訴審第1回公判が30日、福岡高裁那覇支部であった。即日結審し、三浦隆志裁判長は判決期日を9月10日に指定した。
那覇地裁は昨年12月、同被告に懲役5年を言い渡した。控訴審で弁護側は、少女の証言は信用性がないとして改めて無罪を主張した。
一審判決によると、ワシントン被告は2023年12月、沖縄本島中部の公園で、少女が16歳未満だと知りながら、わいせつ目的で車に誘って自宅に連れ込み、下半身を触るなどした。