ママスタ職場は人間関係がとても重要ですよね。お互いが心地よく仕事ができるようにマナーや配慮は特に必要ではないでしょうか。先日ママスタコミュニティには「シフトを代わってあげたのにお礼の一言がなかった」というタイトルで、こんな投稿がありました。パートで働く投稿者さんの職場は、みんな曜日固定制とのこと。
『昨日、同僚が私用で急に休み、上司に頼まれて私が代わりに出勤しました。今日、同僚に会ったのですが「シフトを代わってもらってありがとうございました」の一言がなかったです。同僚は私が代わりに出勤したことを知っています。こんなことでモヤモヤしてしまう私は心が狭いですか? 例えば1週間前にシフトを代わったなら、お礼はなくてもそこまで気にならないですが、前日もしくは当日の朝に突然シフトを代わったら、やはりお礼の一言はほしいです。私よりもだいぶ年上の同僚なのに残念な人ですね』
あらかじめわかっていた日ではなく、前日に急遽シフトを代わったにもかかわらず、翌日に顔を合わせたその同僚からお礼の一言がなかったと綴っていた投稿者さん。同僚は投稿者さんがシフトを代わったことを把握しているはずですが、何もお礼がなかったことに投稿者さんはモヤモヤしていました。
全然、心狭くないよ!「私ならちょっとしたお菓子を渡す」という人も
『心狭くないよ。もうその人には代わってあげない。私だったらちょっとしたクッキーとかを渡しながら、お礼を言う案件』
『普通は言うでしょ。それで、「いつと代わったらいいですか? もしくは代わらないで(投稿者さんの出勤が一日増えたまま)でいいですか?」と選んでもらう』
「こんなことでモヤモヤしてしまう私は心が狭いの?」とママたちに尋ねていた投稿者さん。しかしママたちからは「心狭くないよ、常識のある人は言うと思う」「その状況ならお礼の一言と小さなお菓子があってもいい」といったコメントがありました。今回は前日に急遽、その同僚が休みをほしいと言ったことから、上司が投稿者さんに頼んだという経緯です。投稿者さん自らが働きたくて名乗りをあげたわけでもないので、投稿者さんからすると「同僚の休みよって余計に一日働かされた」ともいえます。この状況にもかかわらず、お礼の一言がないというのは少しモヤっとしてしまうのも当然でしょう。ママからはお礼の一言は最低限として、お礼のお菓子を渡したり、別の日にシフトを代わる必要があるかと自分から提案したりするという意見がありました。
常識がない?「その分お給料が増えたでしょ」と思っている?
『上司に休みの報告しただけで済んだと思っているとか?』
『常識ある人は言うよね。その人がすっかり忘れてしまっていたのか、そういうのをきちんとしていない人なのかわからないけど』
その同僚は投稿者さんよりも年上ということで、投稿者さんは礼節ある対応を期待してしまっていたのかもしれません。しかしその同僚は「上司に休みの希望を言えば、あとは他の誰かがシフトを代わってくれるからそれで終わり」と捉えている可能性もありますよね。そもそも挨拶やお礼などが身についていない人かもしれず、こればかりはその同僚の価値観ではないでしょうか。
『私ならお礼を言われなくても気にならない。逆に気を遣って面倒だからいらないかも。当日にシフトを代わったことがあるけど、休んだ人から翌日に丁寧なお礼とお菓子をもらい、かえって私のほうが気後れして申し訳なかった。こっちは空いた時間に給料をもらって仕事しているだけだし、大変な量の業務を押し付けられたのでなければ、気にならない』
『「無料ではないんだからよくない? お給料もらったんでしょ?」 という感覚なんだと思う』
一方で「お礼を言われたほうが、かしこまってしまって逆に気を遣う」という意見もありました。わざわざ直接お礼を言われたことで「いやいや、私こそ働いてお給料になったのだから」という気持ちになるママもいるようです。たしかに同僚が休んだことで投稿者さんは働く日が一日増えて、その分お給料がもらえたことは事実です。同僚はいいことをしてあげたまではいかなくとも、謝罪やお礼を言うほどへりくだる必要もないと考えているのかもしれませんね。
お礼の一言があるだけで全然違う!でもなくても気にしないでいい
『一言あるかないかで違うよね。うちの職場は固定とそうでない人の両方なんだけど、私が怪我で休んだとき代わりに出てくれた人となかなかシフトが合わなくて、半年近く経ってやっとお礼が言えた』
『そういう一言はあったほうがみんな気持ちよく働けるんだし、働くうえでの最低限のマナーなのは間違いない。でも忘れちゃうこともあるし、今回は気にしないのがベストかもね』
『お互い様ができない人にはもう手を貸すことはないかな。そういう人だと思って、腹は立つけど勉強したと思おう。あなたももう二度と代わらなくていいよ』
今回の投稿では圧倒的に「お礼の一言はほしいよね」として、投稿者さんの感覚に共感しているママが多いようでした。冠婚葬祭や子どもの都合などで、急遽休みが必要になるということは当然あり得ます。曜日固定でも休みが必要なら休むというのは労働者の正当な権利です。休みが必要になったときにどのように対応するかは、上司など管理者側が考えるべきことで、本来働いている側が諸々の責任を負う話ではありません。ただ「昨日はシフト代わってもらってありがとうございました」と一言でも言うか言わないかは、そうした制度やルールとは別の、とても重要な部分でしょう。その一言があるだけで、言われた側も「また何かあったらシフト代わるからね」と優しい気持ちになれますし、お互いが気持ちよく働くことができるはずです。シフトを代わってもらったお礼はなくてもいいものではありますが、それがあるだけで人間関係が円滑になるもの。投稿者さんはモヤモヤしたかもしれませんが、今回のことは勉強として、あまり気にしないようにしてほしいですね。そしてもし投稿者さんが誰かにシフトを代わってもらったときには、相手がされて嬉しいことや、お互いが気持ちよく働ける配慮をしていけばいいのではないでしょうか。
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文・AKI 編集・有村実歩 イラスト・なかやまねこ
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