「除草作業がラク!」カインズの「そのまま使える除草剤」を使ってみた 980円だし使いやすいからリピ確定!

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2025年07月30日 20:10  Fav-Log by ITmedia

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そのまま使える除草剤

 庭のある家庭は、夏には雑草に悩まされがち。除草剤を使おうにも、除草剤を水で薄めたり、噴霧器に移し替えたりする作業は手間や時間がかかるため面倒ですよね。そんな面倒な作業なしで使えるのが、ホームセンター「カインズ」の「そのまま使える除草剤」です。

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 ここでは、この除草剤の使い勝手や効果について、実際に使用した筆者がレビューします。

●買ってきてすぐに使えるのは確かに便利

 筆者の自宅には庭があるため、雑草対策をしなくてはなりません。毎年除草剤で枯らしていますが、気づくとまた生えてくることも多く、除草剤は常に欠かせないアイテムになっています。

 これまでは手動式の噴霧器を使って除草剤を散布していましたが、液体を移し替える作業に手間がかかるうえ、噴霧作業そのものもかなりの重労働でした。もっと楽に除草作業をしたいと考え、2025年はカインズの「そのまま使える除草剤」を使ってみることにしました。公式サイトでの販売価格は980円(税込、以下同)です。

 筆者が購入したのは、容量4Lのもの。散布範囲は約30.3坪〜80.8坪(約100平方メートル〜266.6平方メートル)。適応雑草は一年生雑草および多年生雑草、スギナです。筆者の経験上、スギナは根を完全に取り除くのが非常に難しいため、除草剤で枯らすのが一番手軽でしょう。

 それではカインズの「そのまま使える除草剤」を使用してみます。この除草剤は、やはり買ってきてそのまま使えるという点でとても便利だと感じました。もちろん噴霧器もいらないので、液体を移し替える必要がなく、手間と時間の短縮になります。

 除草作業を初めて行う人にとっては、噴霧器などを購入する必要がないため、初期費用を抑えられるのもうれしいポイントですね。

 容器に持ち手が2つ付いており、容器下部に付いている方を手で持つと、自然に注ぎ口が下向きになります。手首に負担がかかりにくい設計で、持ちやすいです。注ぎ口はシャワー状になっているので、液剤が一気に大量に出てしまうことなく、重力に任せてまくだけ。除草作業がとても楽になったので、これはリピート購入したいと思いました。

●4Lは重い……。使い始めは大変かも

 先述したように、筆者が購入した「そのまま使える除草剤」は、容量4Lのタイプです。798円の2.5Lタイプもありましたが、4Lタイプは980円だったので、お得な後者を選びました。

 しかし、女性の筆者が使うには、4Lは重いと感じました。特に使い始めは、もちろん4Lが満杯で入っているので、重さは4kgを超えます。これを片手で持つのはかなり大変でした。

 腕力にはもちろん個人差がありますが、やはり最初は両手で持つことになると思います。そうすると少し腰をかがめる姿勢になり、腰に負担がかかります。中身が減って軽くなってくれば扱いやすくなりますが、最初のうちは腕力に自信のない人は誰かに手伝ってもらうと安心です。

●1週間後に変化が

 「そのまま使える除草剤」は、使ってから数日〜2週間で効果が見られると記載がありました。環境や天候などにも左右されるとは思いますが、それに従い、雑草の様子を観察していきます。

 筆者の庭では、除草剤をまいてから1日目では、特に効果は見られませんでした。この間、雨は降っていません。

 効果が出ていることが分かったのは、除草剤をまいてから1週間が経った頃です。この間も、ほとんど雨は降っていません。茎が細く小さめの雑草は枯れて茶色に変化しています。

 ただ、茎が太く背が高い雑草は完全には枯れていません。根元は茶色に変化しているのですが、緑色の葉が残っています。これは除草剤を使用してから2週間が経っても同じだったので、雑草の大きさや土の状態などで効果が異なるようです。

 枯れなかった雑草に関しては、製品のラベルを確認し、使用回数を守って追加散布を検討しています。

 「そのまま使える除草剤」は公園、庭園、堤とう、駐車場、道路、運動場、宅地、のり面などで使うことができます。夏場は雑草が生え、対処に困ることも多いでしょう。環境によって効果は異なりますが、「そのまま使える除草剤」は噴霧器に移し替える必要がなく、散布するまでの手間を省ける点で非常に使いやすい製品です。使用する前には必ず使用方法や使用上の注意を読んで、適切に使いましょう。

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