
夜間の帰宅時、玄関先に明かりがあると安心できますね。防犯の観点からも照明はあるとうれしいものですが、電気代や電池交換の手間が気になるところです。
ここでは、そんな悩みを解決してくれるダイソーの「ソーラーセンサーライト」を紹介します。
●電池も電気もいらないソーラーライト
ソーラーセンサーライトは、太陽光で充電できるライトです。スイッチを「AUTO」にしてソーラーパネル部に太陽光を当てると充電が始まります。晴天時の直射日光で約8時間充電するとフル充電になります。
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人感センサーライトには電池式やコンセント式もありますが、電池式は交換の手間があり、コンセント式は電気代が気になることがあります。その点、太陽光を利用するこの製品はどちらの心配もありません。ただし、天気が悪いと十分に充電されず、使用時間が短くなる場合があります。
●足元を照らすには十分な光
センサーは本体中央部にあります。センサー反応角度は約120度、センサー反応距離は約3mです。
実際に、晴れた日にフル充電し、夜間に玄関先で試してみました。
筆者が近づくと、瞬時にライトが点灯しました。反応は非常に速いです。光の強さや色味は変更できませんが、足元を照らすには十分な明るさです。点灯後、約20秒で自動的に消灯し、再び人の動きを感知すればすぐに点灯します。ライトがつきっぱなしになることがないため、明かりを消す手間がかからず便利ですし省エネです。また、ライトが点灯することで人の存在が分かり、防犯にもつながります。
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●あえて壁に取り付けない
ソーラーセンサーライトには、ネジとボードアンカーが2本ずつ付属しています。
本体の裏側には壁掛け用の穴がありますが、筆者はあえて壁には掛けていません。筆者の自宅玄関の場合、壁に設置すると屋根の影になり、ソーラーパネルに直射日光が当たらなくなる可能性があるからです。十分に充電できないと、ライトが点かなくなることも考えられます。
また、さまざまな場所で使いたいため、持ち運びやすいように玄関先に置くだけにしています。
●使い始めたばかりだけど個人的には耐久性に期待大
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ソーラーセンサーライトは充電池を使用しており、使用回数には限りがあります。付属の説明書には「繰り返し使用回数:約350〜500回(目安)」と記載されていますが、まだ使い始めたばかりなので、実際にどのくらいもつのかは分かりません。
本製品には「IPX3」の記載がありますが、もちろん完全防水ではありません。そのため、雨にぬれてしまえば予想より早く使えなくなってしまうかもしれません。
とはいえ、筆者は本製品の耐久性に期待しています。なぜなら、ダイソーの別のソーラーライトが、使用してもう5年ほどになるためです。そのソーラーライトはセンサー式ではないため、本製品とは異なる部分もありますが、ダイソーのライトは長持ちする印象を持っています。
ダイソーのソーラーセンサーライトの価格は、550円(税込)と手頃です。手に取りやすい価格なので、太陽光で充電できるライトを探している人は、試してみてはいかがでしょうか。