<阪神5−0広島>◇30日◇甲子園
広島がトンネルから抜け出せない。引き分けを挟まない阪神戦10連敗は球団史上ワースト記録となった。
7月に入ってから3勝16敗3分けで月間勝率は1割5分8厘。昨年9月は5勝20敗、月間勝率2割。昨秋の惨状を思い起こさせる大失速となっている。今季15度目の0封負け。今季ワーストタイで今月2度目の7連敗。借金もワーストの11に膨らんだ。
この日も先発は踏ん張った。ベテラン大瀬良大地投手(34)は4回2死三塁、自らの暴投で1点を失ったとはいえ粘った。6回無死、阪神中野拓夢内野手(29)に四球を与えた後、治療のためベンチへ。1度はマウンドに戻ったが、結局ここで降板。2番手テイラー・ハーン投手(30)に交代した。緊急登板したハーンは無死満塁のピンチを招き、押し出し四球を与えた。
打線は2回に満塁のチャンスを作りながらも無得点。先発村上頌樹投手(27)ら阪神投手陣に抑えられた。
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▽広島大瀬良(右足と右手指先がつって緊急降板。6回途中2失点で6敗目)「足と指先もちょっとつってしまって。指先の方がどうしてもボールを扱うので、難しいなと」
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