<ロッテ5−8楽天>◇30日◇ZOZOマリン
楽天黒川史陽内野手(24)が汚名返上の4打点で、チームを4連勝&4位浮上に導いた。
初回2死一、二塁。ロッテ石川柊の内角高め148キロ直球を振り抜いた。「昨日、自分はやられていたので積極的にいきました。先制できて良かった」。2号先制3ランを右翼テラス席に突き刺し、前日に4打数無安打だった悔しさを晴らした。本塁打数はこれまでシーズン1本止まりだったが、後半戦序盤で自己最多を更新した。
3回に中前打、5回には左犠飛を決め、昨年8月4日西武戦以来、自身2度目の4打点をマークした。6月12日に今季初昇格すると、同18日ヤクルト戦からスタメンに定着。直近では3番や5番の中軸を担い、結果を残している。「とにかく目の前の試合で自分が出せる全力を常に出すのを心がけてやってる。あんまりクリーンアップだからとかは思ってない」と冷静に話した。
この日の白星で楽天は5月16日以来、2カ月半ぶりに4位に浮上した。「(鈴木)大地さんがすごく率先的に声出してやってくださってるんで、まあ僕も若手も負けてられないという気持ちでやってます」と黒川。勝利のために、まだまだ打ちまくる。【山田愛斗】
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