関根大輝は古巣・柏戦で予定以上の出場を直談判も「全然ダメ」、偽SBでのプレーについては「まだまだ発展途上」

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2025年07月31日 00:14  サッカーキング

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古巣相手に45分間プレーした関根大輝
 スタッド・ランスの日本代表DF関根大輝が、古巣対戦となった柏レイソル戦を振り返った。

 30日、スタッド・ランス ジャパンツアー2025の第2戦で柏のホーム『三協フロンテア柏スタジアム』で対戦したスタッド・ランス。関根は先発したモンテディオ山形戦とは異なりベンチスタートに。すると、0ー1のビハインドで迎えた後半頭から伊東純也とともにピッチに立ち、古巣対戦が実現した。

 [4ー4ー2]の右サイドバックでプレーした関根は、攻撃時にボランチに入る新たなチャレンジを実施。ビルドアップに関与した他、内側で前線に顔を出すプレーを見せていた。

 試合後にメディア取材に応じた関根は、自身のパフォーマンスについて「全然ダメですね」と苦笑い。「コンディションはもっと上げないといけないです。楽しかったので良かったですが、本当は今日は15分だけ出る予定だったんですが、チームに『レイソルとやるのでもうちょっと出してくれ』って言って、45分プレーさせてもらいました」と、長い時間プレーすることを直談判していたと明かしたが、「このプレーだったので何とも癒えないですが、知っている選手と同じピッチでプレーできたことは楽しかったです」と、かつての仲間とピッチ上で対戦できたことをおy路混んでいた。

 コンディションについては「5〜6割ぐらい」と語る関根。「体力面やゲームでしか身に付かない部分は数をこなしていくうちに付くと思うので、残り1試合ガンバとの試合は出るかわからないですけど、もうちょっと良いパフォーマンスできるように頑張りたいです」と、8月2日に予定されているガンバ大阪戦でも出場すれば良いパフォーマンスを見せたいとした。

 今シーズンからカレル・ヘラーツ監督が指揮を執る中で、偽サイドバックのような立ち位置に挑戦している関根。「内側に入って組み立てるということは、監督が代わって求められているところなので、そこは意識してやっています」とコメント。ただ「立ち位置も、もうちょっと有効的なところに立てると思いますし、もっとボールを引き出せるようにできると思います」と課題はまだまだあるとのこと。それでも、「山形戦に比べたらボールを引き出せた感覚があったので、そのクオリティの部分を上げるとか、苦し紛れのパスをもらった時の対処法、パスをもらう前に良い立ち位置を取るということはもっとこだわらないといけないと思います」と、ここから徐々にものにしていきたいと意気込みを語った。

 ただ、その背後を小西雄大のロングフィードからジオゴに取られ、最後は瀬川祐輔に決勝ゴールを決められてしまう事態に。「あそこが空くことは仕方ないんですが、もっと寄せられたかなと思います」と反省した関根。「プレシーズンで良かったと言えるように、リーグが始まったらああいったプレーがないようにしたいと思います」と、今後に活かしていきたいと反省を口に。「まだまだ発展途上で、個人としてもチームとしても完成していない部分がある中で、何度かワンタッチで上手く繋がると簡単に剥がせると思うので、良いところを増やしていきたいです」と、良いところもしっかりと見つけていきたいとした。

 今シーズンはチームに残ればリーグ・ドゥ(フランス2部)でプレーすることに。「簡単なミスからの失点で昨シーズンの自分たちは苦しんで、2部に落ちています。そういったところを無くすこと、安い失点を無くすことが大事です」と語った関根。「あとは点を取らないと勝てないスポーツなので、そこのクオリティは今日もPKの1点だけで、チャンス自体も作れていないので、そこに拘っていきたいと思います」と、しっかりと結果にこだわるシーズンにしたいと語った。

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