トヨタ自動車のロゴマーク(AFP時事) トヨタ自動車は31日、ロシア・カムチャツカ半島付近で発生した大地震と津波を受け、国内11工場計18ラインの稼働を停止したことを明らかにした。30日夕に8工場を止めたが、対象が拡大した。沿岸部の物流拠点が停止したことで部品供給が滞り、内陸も含む幅広い工場に影響が及んだ。生産台数への影響は公表していない。
対象の工場はトヨタの堤工場(愛知県豊田市)、田原工場(同県田原市)、トヨタ自動車東日本の岩手工場(岩手県金ケ崎町)、宮城大衡工場(宮城県大衡村)、豊田自動織機の長草工場(愛知県大府市)、トヨタ車体の富士松工場(同県刈谷市)、吉原工場(同県豊田市)、いなべ工場(三重県いなべ市)、岐阜車体工業(岐阜県各務原市)、トヨタ自動車九州の宮田工場(福岡県宮若市)、日野自動車の羽村工場(東京都羽村市)の計11カ所。