インナー以上、アウター未満　島精機製作所のニットブランド「ヌワン」が再始動

　島精機製作所が、2019年3月まで展開していたホールガーメント®ニットウェアのオリジナルブランド「ヌワン（NUONE）」をオオカワとの協業により再始動する。

　ヌワンは、「インナー以上、アウター未満」をコンセプトにシルエットや着心地の良さを追求した素肌に着られるニットウェアブランド。縫い合わせずに一着丸ごと立体的に編み上げるホールガーメント®の技術を普及させることを目的に立ち上げられた。協業するオオカワは、1973年に設立したニット製品を生産する老舗メーカー。今回、ヌワン製品の生産および「BLUEKNIT store」での販売に関わる在庫管理や販売業務について、同社が行うという。
　今回の取り組みは、島精機製作所が展開する「BLUEKNIT プロジェクト」の一環として実施。繊維製品の国産化率を回復させ、顧客であるニットファクトリー各社のD2Cビジネスを応援すると共に、環境などの社会課題の解決をパートナー企業やクリエーターとともに目指すという。
　再始動第1弾として、「NUONE カシミヤシルクプルオーバー」をクラウドファンディングの仕組みを活用した購入サービス「マクアケ（Makuake）」で先行販売。その後は、島精機製作所が運営する公式オンラインストア「BLUEKNIT store」で継続販売する予定だという。

◾️Makuake：公式サイト ◾️BLUEKNIT store