

目覚めるとここは電車の中……あれ? ここどこだ? 俺は慌てて電車を降りました。えっと……バスケの試合に行って、打ち上げに行って……負けたことが悔しくて、すごい勢いでたくさん酒を飲んで……あ、レストランに向かっていたんだ!! とにかくスズに連絡をしようとスマホを見るとなんと電源が切れていたのです。


俺はとにかく慌てました。そもそも今何時だ? 公衆電話って駅の中になかったっけか? パニックになりながら、ホームにある時計を探すと……現在の時刻20時30分。公衆電話を探すも全然見つからず、とりあえず駅の改札を出て、コンビニを探し、やっとの思いで充電器をゲット。スズに連絡することができました。

アイラは俺と外で待ち合わせすることがトラウマになってしまったようです。誕生日という特別な日。これから誕生日が来るたびに今日の不安な思いをよみがえらせてしまうのが心から申し訳ないです。
スズもとても心配したようで、帰ってからは泣きながら怒られ、GPSをつけられました。
気持ちは青春時代のようにスポーツを楽しんでいたけれど、身体は年齢相応なのかもしれないですね。
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原案・ママスタ 脚本・物江窓香 作画・梅蔵うめ 編集・石井弥沙