【今夏限定】ハーゲンダッツ「玉露」のスペシャル感がすごい! 定番「グリーンティー」との食べ比べも

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2025年07月31日 20:30  All About

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ハーゲンダッツの夏の限定商品「玉露」がいよいよ発売されました。定番フレーバーの「グリーンティー」とどう違うのか、食べ比べてみました。※画像:筆者撮影
この夏、ハーゲンダッツ ジャパンが新たに展開しているプロジェクト「JAPAN MIND」。「伝統的ながらも洗練された日本のよさ」をアイスクリームを通して表現しようという取り組みで、第1弾から第3弾まで、3シリーズ4品が発売予定です。

手間をかけて作られる高級茶「玉露」をアイスクリームに!

「JAPAN MIND」シリーズ。手前のクリーミージェラート2種と「玉露」が現在発売中。右奥のクリスピーサンド「ゆずホワイトショコラ」は8月19日より発売予定

第2弾として7月22日から発売されているのが、「ハーゲンダッツ 玉露」。日本茶のなかでも手間をかけた製法で作られ、希少価値の高い高級品として位置付けられている「玉露」に着目し、その特徴である豊かな甘みやうまみを表現した商品です。

昨今はインバウンドなどの影響を受けて、スイーツ業界では抹茶フレーバーが大人気。その影響もあってか、「玉露」をテーマにしたお菓子も増えているといいます。

ロングセラー「グリーンティー」との違いは?

ハーゲンダッツの定番商品「グリーンティー」(希望小売価格351円)と、期間限定の「玉露」(希望小売価格400円)

そんな大注目の「玉露」ですが、ハーゲンダッツには長年愛されている定番の「グリーンティー」もあり、こちらもオリジナルブレンドの石臼挽き抹茶を使うなどこだわりが詰まった商品。そこで、2種の食べ比べをしてみました。

高級感あふれるパッケージも魅力の「玉露」

「ハーゲンダッツ 玉露」は全国のスーパーやコンビニ、デパートなどで購入可能

「玉露」には、玉露の茶葉そのものを粉砕したパウダーと玉露エキスを使用。さらにパッケージには、風味を守るために遮光カップが採用されています。ハーゲンダッツの高級シリーズに採用されている「クラウンリッド」のキラキラとしたふたには「JAPAN MIND」のロゴが映え、高級感が漂います。

「玉露」は明るい緑色、「グリーンティー」は深い緑色

淹れたお茶そのもののように、見た目の色合いも異なります

まずは、見た目の比較から。「玉露」はやや黄色がかった明るい緑色なのに対し、「グリーンティー」は深い緑色。冷凍状態なのでどちらも香りは感じにくいですが、味わいにははっきりとした違いがありました。

渋みやうまみ、甘みが複雑に混ざり合う「玉露」

アイスクリームが溶けたあとも、深い余韻が残ります

「玉露」は口に入れた瞬間、まろやかな渋みや苦み、甘みが混ざり合い、あとからうまみがじわじわと広がります。口の中に残る余韻の深さもすごい! 甘さは控えめなので、暑いこの季節もさっぱりと食べられました。

ミルクと抹茶が絶妙なバランスで調和する「グリーンティー」

「グリーンティー」は、抹茶のほろ苦さをストレートに感じられ、ミルク感もあり

対して「グリーンティー」は、「玉露」に比べると渋みや苦みがシャープな印象。ミルク感や甘みはこちらのほうが強く感じられ、抹茶の風味がミルクとうまく調和しています。

「玉露」と「グリーンティー」、それぞれの良さ

「玉露」のほうが内容量は10ml少なめ。乳脂肪分は「グリーンティー」のほうが若干数値が高くなっています

食感についてはいずれも、「さすがハーゲンダッツ!」と感動する滑らかさで、明らかな差は感じられませんでした。ただし味わいについては、「玉露」のほうが「グリーンティー」よりも苦みをはじめお茶のフレーバーが濃厚で、期間限定にふさわしいスペシャル感のある味わいでした。

一方で、「グリーンティー」はミルクとのバランスがすばらしく、「玉露」よりも甘みも感じられるのでよりデザートっぽい感覚でした。

お茶が好きな方にはもちろん、真夏にすっきりとした味わいのアイスクリームを食べたい方にもおすすめ。「玉露」は期間限定なので、早めに売り場をチェックしてみてくださいね。

笹木 理恵プロフィール

飲食業界誌の編集を経て、2007年に独立。専門誌編集で培った経験を活かし、あらゆるジャンルの食をテーマに取材・執筆を行う。コンビニスイーツにも精通し、自宅で楽しむ日常的なグルメについて幅広く発信中。All About おうちグルメガイド。
(文:笹木 理恵(フードライター))

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