
「路面電車と花火の組み合わせが贅沢すぎました」
そんな呟きと共に投稿された夜景写真が、X上で注目されている。
2025年7月27日、Xユーザーのひめぽよ(@lol_hime_)さんが投稿したのは、夜空を彩る大輪の花火たちと、夜の街並みを進む一両の路面電車を捉えた写真。
ベージュとエビ茶のツートンカラーの広島電鉄900形がレトロで、美しいだけでなく懐かしさも感じさせる、ロマンチックな1枚だ。
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ひめぽよさんのポストには、X上で2万1000件以上のいいね(30日昼時点)のほか、こんな声が寄せられている。
「我がまち最強」
「令和の光景に見えないわ〜✨✨」
「すごい!花火と路面電車の組み合わせが素敵ですね。まるで夢のような雰囲気です!」
「電線の具合がちょうど良くて、空も広いから花火がよく映える」
「めちゃくちゃ帰りたくなった1枚。」
Jタウンネット記者は27日、こちらの写真について、ひめぽよさんに話を聞いた。
6年ぶりの通常開催

画像はひめぽよ@lol_hime_さんの投稿より、再掲
ひめぽよさんは普段から、「広島×街」をテーマに写真撮影をしている。話題の路面電車×花火の写真は26日の20時ごろ、広島市南区で開催されていた「広島みなと夢花火大会」の様子を撮影したものだ。
「開催地である広島市南区に在住しており、8月には路面電車の新規ルートが開通することや、被爆80周年という節目であることから、路面電車と花火の組み合わせの撮影に臨みました」(ひめぽよさん)
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撮影にあたっては、通行の妨げにならないよう注意するのは勿論、花火と建物、主役である路面電車がしっかりと撮れるバランスを加味した構図を意識したそうだ。
「建物もあることや、撮影場所付近にはあまり人がいなかったので、もしかしたら見えないかも?というダメ元で臨んだのですが、結果的に花火も大きく見えて良かったです」(ひめぽよさん)
「広島みなと夢花火大会」は新型コロナウイルスの影響で20〜23年は中止、24年は規模を縮小しての開催となっており、25年は6年ぶりの通常開催となった。
地元の人々が心待ちにしていた花火大会の光景。それが、SNS上でも多くの人の心を動かし、大きな反響となったことについて、ひめぽよさんは
「想定以上の反響でびっくりしました。コロナ禍ではずっと中止されていたのもあって、地元でこのような花火を開催していだたけるだけで本当にありがたいと感じています」
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とコメントしている。