車中泊でポータブル冷蔵庫「BougeRV Rocky2」を使ってみた 10台以上のポータブル冷蔵庫を使ってきた筆者が【本音レビュー】

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2025年07月31日 21:20  Fav-Log by ITmedia

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筆者が使っている「BougeRV Rocky2ポータブル冷蔵庫」(筆者撮影)

 夏の車中泊やキャンプなど、アウトドアシーンでの使用にとても便利な「ポータブル冷蔵庫」。最近では、車での持ち運びや屋外での使用を想定し、頑丈で壊れにくい「耐久性の高さ」を売りにした商品が多数販売されています。

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 車中泊歴7年超の筆者は、これまで10台以上のポータブル冷蔵庫を使用してきました。

 その中でも、BougeRVの「Rocky2ポータブル冷蔵庫」のように耐久性が高い製品は、舗装されていない山道での走行や屋外での使用などでもビクともしない頑丈さが魅力です。

 今回は、BougeRVの新商品「Rocky2ポータブル冷蔵庫」をレビューします。製品の特徴と合わせて、実際の使用感やお気に入りポイントを紹介します。

●耐久性高めのポータブル冷蔵庫 BougeRV「Rocky2」

 BougeRVのRocky2は、防錆(ぼうせい)加工が施された金属素材を使用した、高級感あるメタルボディのポータブル冷蔵庫です。万が一の落下での破損の心配が少なく、日光にさらされても劣化しにくい仕様です。

 さらに指紋防止コーティングが施されているので、本体を触っても指紋が残らない点も魅力です。

 大容量タイプのポータブル冷蔵庫で、容量は39Lと52Lの2種類から選択可能。価格は、39Lが5万6980円(税込、以下同)、52Lが5万9980円となっています。

●大容量なのでサイズは大きめ

 サイズは、39Lタイプが約71.2(幅)×40.1(高さ)×45(奥行)cm、52Lタイプが約71.2(幅)×47.6(高さ)×45(奥行)cmです。39L・52Lタイプともに大きめなので、購入前に設置スペースが確保できるか確認した方がよいでしょう。

 本体には多層構造断熱材と高効率のエココンプレッサーを搭載しており、43度ほどの炎天下でもマイナス20度までの冷却が可能です。また、ふたは便利な両開き仕様。どちらからでも取り出すことができます。

 温度設定や運転モード変更は、液晶画面の左右にあるボタンで操作します。液晶画面は見やすく、初めてでも悩まず操作できる分かりやすい仕様となっています。

 さらに専用アプリからの遠隔操作もできます。バッテリー残量もリアルタイムで確認できるのも便利です。

●庫内広々! 冷蔵・冷蔵の同時使用もできる

 庫内は写真のように、非常に広いです。39Lタイプだと、350ml缶なら55本ほど入ります。大人数分のドリンクや食材を、たっぷりと冷やすことができます。

 また、左右の2室を別々の温度に設定できるので、一方を冷蔵室に、もう一方を冷凍室にして使うことができます。

 食材に合わせて温度設定ができるので、使い勝手は抜群! キャンプや車中泊などアウトドアシーンはもちろん、日常使いにも便利に使えます。

 また、本体に専用バッテリー(別売り)を搭載可能なため、ポータブル電源なしでも使用できます。これが本当に便利で、専用バッテリーを充電して車中泊に持参すれば、ポータブル電源なしで使うことができ、荷物の削減にも役立ちます。

 専用バッテリーがあることで冷蔵庫単体で使えるので、非常時への備えにも最適です。

●実際の使用感とお気に入りポイント

 筆者は5月にRocky2を購入し、現在まで3カ月ほど車中泊で使用しています。筆者は39Lタイプを購入したのですが、最初は「夫婦2人での使用には大きすぎるかも……」と感じました。しかし2〜4泊程度の少し長めの車中泊を楽しむ筆者夫婦には、むしろちょうど良いサイズでした。

 6月に入り暑くなってきてからは、氷やアイスを入れて使用することも多くなり、冷蔵・冷凍を同時使用できるという利便性の高さをより実感しています。

 また耐久性の高さは、頻繁に車中泊にでかける筆者夫婦にはとてもありがたいポイント。山道を走行することも多いのですが、ガタガタと車が揺れてもビクともしない頑丈さで、安心して使うことができています。

 耐久性が高く長く使い続けることができる、BougeRVのRocky2。子供連れの家族や、友人・知人などと大人数でのアウトドアを予定している人、非常時の備えとしてポータブル冷蔵庫の購入を検討している人におすすめしたい製品です。

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