ChatGPTに新機能「学習モード」、従来の即答型AIから一歩進んだ“対話型の学習体験”を

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2025年08月01日 00:11  ナリナリドットコム

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OpenAIは7月29日、ChatGPTに新機能「学習モード」を発表した。これは学生の学習支援を目的としたモードで、従来の即答型AIから一歩進み、対話型の学習体験を提供する。

ユーザーのスキルや目的に応じて、AIが質問を投げかけたり、ヒントを与えたりしながら、理解を深めるプロセスを重視する設計となっているという。

スタディモードでは、ノートや教科書、PDFなどの資料をアップロードすることで、個別にカスタマイズされた復習教材(フラッシュカード、クイズ、要約など)を生成可能。また、複雑な概念を段階的に分解し、記憶や過去の対話履歴を活用してパーソナライズされた学習支援を行う。この機能は、ChatGPTの無料版、Plus、Pro、Teamにログイン中のユーザーが利用可能で、今後は教育機関向けの「ChatGPT Edu」にも展開予定だ。

教育関係者との協力のもと開発されたこのモードは、AIの教育利用における懸念に応える形で設計されており、学習者が自ら考え、理解する力を養うことを目指している。今後は、eラーニングプラットフォームとの連携や共同学習機能の追加も予定されている。


元記事はこちら:https://www.narinari.com/Nd/20250896921.html



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