【日本ハム】達孝太デビュー8連勝逃すもビッグマウス健在「もっと大きくなる自分が想像できた」

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2025年08月01日 05:01  日刊スポーツ

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日本ハム対ソフトバンク 5回表、失点し渋い表情で引き揚げる達(撮影・黒川智章)

<日本ハム4−5ソフトバンク>◇31日◇エスコンフィールド



日本ハム達孝太投手(21)のデビューからの連勝が7で止まった。勝てば球団記録更新だったが、初回に先制点を献上すると、4回に3連打含む5本の単打で畳みかけられた。5回7安打5失点でプロ初黒星。チームも7カードぶりの負け越しで、一夜で再び2位に転落した。


   ◇   ◇   ◇


敗れても達のビッグマウスは健在だった。「しっかり打たれたのはダウンズ、近藤さん、谷川原さんぐらいだったんで。何か持ってなかったな。連勝もいつか止まるものなので。でも止められた相手がホークスで良かったなと思います」。5回7安打5失点でのプロ初黒星も前向きだ。


名前が自身の名字と同じことから「警戒したい」と話していた柳町(達=読みはたつる)との“達対決”は、初回無死二塁の初対戦で右飛。だが3回は二塁への内野安打で出塁を許し、この回の3失点につながった。足元を抜けた打球に、「あれは捕れましたね。ドローということで(笑い)」と次回対戦時の完全決着を誓った。


当然、負けたままでは終われない。次勝つためのヒントもつかんだ。自己最速は156キロだが、この日は140キロ台後半がほとんど。「真っすぐにキレがなかったのとフォークも追い込んでからが良くなかった」。その上で「カットやツーシームやチェンジアップを使ったり、いろんなことをした。いい経験ができた。もっと大きくなる自分が想像できた」と振り返った。


194センチ、101キロの長身イケメン右腕。この日、史上最多日米通算204勝を挙げたダルビッシュの系譜を引く右腕は「また投げる機会があるなら、ホークス相手に投げたいですね。ボッコボコにしてやりたいなと思います」。先輩もそうだったように、高い壁を乗り越え、さらにビッグな投手へと駆け上がっていく。【永野高輔】

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