【阪神】マジック消滅の藤川監督の一問一答。「チーム全体としていい教訓」

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2025年08月01日 05:11  日刊スポーツ

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阪神対広島 選手交代を告げる藤川監督(撮影・上田博志)

<阪神3−6広島>◇7月31日◇甲子園



阪神の連勝が4で止まり、マジック39が1日で消滅した。栄枝裕貴捕手(27)を4月3日DeNA戦(京セラドーム大阪)以来、約4カ月ぶりに「7番捕手」でスタメン起用し、先発伊原陵人投手(24)とバッテリーを組ませたが裏目。4回4失点でバッテリーごと交代させた。3点を追う9回には6年ぶりに虎に復帰した阪神ラファエル・ドリス投手(37)が甲子園の1軍マウンドへ。1回を無失点で復帰登板を終えた。栄枝、中川らフレッシュなメンバーを起用した藤川球児監督(45)の試合後のコメントは以下の通り。


−5回のネルソンの2失点が悔やまれる。


「そうですよね。勝負しないと。勝負に勝たないといけないので、ちょっと気持ちの面というか。グラウンド上で…栄枝を含めてね。勝負の戦うということに対してはすごく前向きじゃなかったように見えた。ずっとベンチでいるんで、一緒にスイッチ入れて戦っていると思って見ているので、今後またそれを見ていきます」


−栄枝のリード面


「リードも打席もそうですけど、いつもゲームに4時間スイッチが入っているというところがありますから、勝負かけてね、期待して。梅野もそうですけど、坂本にしてもみんなそうなんですけど。栄枝に関しては、このグラウンドが勝負だというところをつきつめていかなければいけないのかなと。自分のやってきたことを出すところなんで。それが歯がゆかったですけど、その姿をまた見ておきます」


−中川らフレッシュなメンバーを起用


「結局は打席での姿であったりスイングのパワーであったり、それはこのメンバーがベストだと思っていっているし。中川も最後まで出てバックホームのチャージもしっかりしているし、勝負というところでは戦おうとしているのは、自分にとってチームにとって重要でそれが鉄則だと思ってやっていますから。その意味では、いまの自分の立ち位置を分かって、また明日から、悔しさというものは必ず必要ですから、チーム全体としていい教訓にして、また明日から戦っていく、と。戦うというところの気持ち、気持ちというか、グラウンド上でそれが出れば明らかに分かりますから。中川は最後まで出ていましたけど、正直、何の違和感もなく出ていましたから、その姿をほかの選手たち、熊谷もそうですね。全選手に期待したいと思います」


−ドリスが復帰後初登板


「やっぱり戦うという気持ちですね。これがある選手というのは、どんな環境でもやると思いますから、これからまた頑張ってほしいと思うし。そういった意味でも、ネルソンの投手(森)への一球が、あれでいいのかということは、バッテリーともども、『次がない』と思ってやることがいつも重要なんじゃないかな、と」

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