ヤンキースが怒涛の守護神2枚抜き パイレーツからベッドナー、ジャイアンツからドバルを獲得

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2025年08月01日 09:52  ベースボールキング

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ヤンキースに移籍したデービッド・ベッドナー(左)とカミロ・ドバル(右)(写真=GettyImages)
◆ 元セーブ王の守護神をダブル補強



 現地時間31日、ニューヨーク・ヤンキースが2つのトレード成立を発表。ピッツバーグ・パイレーツからデービッド・ベッドナー投手(30)、サンフランシスコ・ジャイアンツからカミロ・ドバル投手(28)を獲得した。



 ベッドナーは2016年のドラフトでパドレスに入団し、2019年にパイレーツでMLBデビュー。2023年には39セーブを挙げてナ・リーグのセーブ王に輝くなど、通算101セーブを記録している。今季は42試合に登板して2勝5敗17セーブ、防御率2.37という成績。オールスターゲームに2度選出され、2023年にはアメリカ代表としてWBCに参戦した。



 WBCドミニカ共和国代表だったドバルは2021年にMLBデビュー。2023年にベッドナーと同じく39セーブを挙げてタイトルを獲得し、オールスターゲーム初出場も果たした。今季は47試合に登板して4勝2敗15セーブ、防御率3.09を記録。MLB5年目にして既にベッドナーを上回る通算107セーブをマークしている。



 ベッドナーは来季終了後、ドバルは2027年シーズン終了後のFAを予定。ヤンキースはパイレーツに球団内8位有望株のラファエル・フローレス捕手ら3選手、ジャイアンツには同19位のトリスタン・ブリーリング投手ら4選手、計7人の有望株選手を対価として放出した。



 昨季ワールドシリーズに進出したヤンキースは60勝49敗でアメリカン・リーグ東地区の2位に入り、首位ブルージェイズと3.5ゲーム差。逆転での地区2連覇を目指し、トレードデッドラインではロッキーズの右腕ジェイク・バードを加えたブルペン3投手を獲得。野手陣にも昨季ア・リーグ盗塁王に輝いたレイズのホセ・カバジェロらを迎え入れ、選手層の拡充を図った。

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