複合の渡部暁斗が今季初戦のジャンプ大会で9位 集大成の五輪シーズンへ「希望持てる仕上がり」

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2025年08月01日 19:52  日刊スポーツ

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1回目96・5メートルを飛ぶ複合の渡部暁(撮影・保坂果那)

<ノルディックスキー:札幌市長杯宮の森サマージャンプ>◇1日◇札幌市宮の森ジャンプ競技場(ヒルサイズ=HS100メートル)



複合男子で五輪3大会連続メダルの渡部暁斗(37=北野建設)が26年ミラノ・コルティナ五輪シーズン初戦となるジャンプ大会に臨み、合計244・6点の9位でトップ10入りした。1回目96・5メートルを飛んで7位につけ、2回目は92メートルで、K点越えをそろえた。「そこそこの位置でスペシャル(ジャンプ専門の選手)の中で戦えているのはいい」と、まずまずの表情を見せた。


飛躍と距離で「6:4くらいでジャンプを意識している」という。飛び出しの改善に取り組んでおり、あらゆる角度からの動画撮影で左右のバランスや空中姿勢をチェック。「シーズンに向けては希望の持てる仕上がりになってきている」と、手応えを感じている。


自身6度目となるミラノ・コルティナ五輪を集大成と位置づける今季。札幌の夏の試合に出場するのも今大会が最後になる可能性がある。「今はそういうのはいったん考えずに、自分のやるべきこと、技術改善にフォーカスできているので、それが楽しい」。最高のフィナーレを飾るために、集中している。【保坂果那】

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