
今回はマーチャンダイジング・オンの提供する流通POSデータサービス「RDS-POS」をもとに、2024年度の「レトルトカレーの売上」をランキング化。その結果とともにカレー研究家のスパイシー丸山さんが、商品の特徴などについて解説します。
3位:「ボンカレーゴールド 中辛」

3位は大塚食品の「ボンカレーゴールド 中辛」。ボンカレーは1968年2月12日に世界で初めての市販用レトルトカレーとして販売されました。
その後、日本経済の発展に伴う食事の個食化などを踏まえて、日本人の好みの変化に合わせた味わいで1978年に「ボンカレーゴールド」が誕生。パッケージのイラストには「おいしさ三重丸」という意味が込められているそう。
2位:「プロ クオリティ カレー 4袋入り 中辛」

2位はハウス食品の「プロ クオリティ カレー 4袋入り 中辛」。レストランのおいしさと感動を自宅で楽しめる「プロ クオリティ」ブランドの中辛カレーがランクイン。デミグラスソースのようなコクの深く濃厚なカレーを楽しめます。
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1位:「咖喱屋カレー 中辛」

1位はハウス食品の「咖喱屋カレー 中辛」。1999年に発売が開始され、手頃な価格でお店のような味わいを楽しめるのが特徴です。「甘口」や「辛口」のほかに、「チキンカレー」「ポークカレー」「キーマカレー」などさまざまな味がラインアップされています。
そのまま食べてもトッピングしてもおいしい
それぞれの商品の特徴、最近のレトルトカレーのトレンドなどについて、スパイシー丸山さんにお聞きしました。スパイシー丸山:多種多様なレトルトカレーがある中、1968年発売のボンカレーから「ボンカレーゴールド中辛」が3位にランクイン。昔懐かしいあの味が食べたくなり、つい手に取ってしまう人も多いのではないでしょうか。カレーの上に卵を落とすとさらにほっこりとしたおいしさが広がります。
続く2位は2016年発売のハウス食品「プロ クオリティ カレー 中辛」。具材らしい具材は入っていないものの、レストランのような欧風カレーがリーズナブルに楽しめる手軽さがウケてヒット商品に。そのまま食べてもおいしいのですが、揚げ物やグリル野菜などをトッピングするのもオススメです。
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カレールーは定番商品が圧倒的な強さを持っていますが、レトルトカレーは比較的新しい商品も上位に入ってくるのが興味深いところ。レトルトカレー市場はまだ成長途上にあり、今後も新たなヒット商品が生まれていきそうです。
【スパイシー丸山プロフィール】
カレー研究家。日本野菜ソムリエ協会カレーマイスター養成講座講師。レシピ、食べ歩き、商品情報など、カレーにまつわるさまざまなトピックを日々発信。インド料理からお家カレーまで幅広く精通する。『マツコの知らない世界』(TBS系)ほかメディア出演多数。エスビー食品公式YouTubeカレー番組『カレバラ』出演中。著書に『初めての東京スパイスカレーガイド』(さくら舎刊)。
<参考>
マーチャンダイジング・オン RDSスーパー全国 レトルトカレー 2024年4月〜2025年3月 100店舗当たり累計販売金額
※RDS MD分類:レトルトカレー分類から抽出
(文:スパイシー丸山)