
やらなければいけないことがたくさんあるのに腰が上がらないという経験は、誰しも一度はあるのではないでしょうか。X(旧Twitter)で話題となっているのが、まるさんによって描かれた作品『先送りをゼロにする3つの習慣とは?』です。
【漫画】『先送りをゼロにする3つの習慣とは?』(全編を読む)
漫画に登場するのは、仕事が先送りになってばかりで全然進まないと悩む丸男(マルオ)さん。そこへ丸男の先輩である右座杉(うざすぎ)さんが登場し、3つの習慣を伝授します。
まず、1つ目の習慣は1日の始まりに、今日やることを決めることです。ただ、丸男はすでにこの習慣を取り入れていましたが、思うようにスケジュールが進まず悩んでいる様子でした。
次に右座杉が伝えた2つ目の習慣は、「1日の終わりに、先送りした数を数える」ことです。そんなことで本当に先送りがなくなるのかと、丸男は半信半疑になりながらも続きを聞きます。
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そして最後、3つ目の習慣は「1分でも手をつけたら、それは先送りではない」とすることです。丸男はたった1分でもいいことに驚きますが、右座杉は「1分は思っているより長い」ことと「1分だけでも手をつけると、その気になる」ということを説明します。
このように実践的なアイデアが込められた同作について、作者のまるさんに話を聞きました。
タスクシュートを広めたい!小さな行動を先送りにしない!
ー同作は、どのような経験や発想から生まれた作品なのでしょうか?
タスクシュートを広める団体「タスクシュート協会」の理事であるjMatsuzakiさんと佐々木正悟さんの共著『先送り0(ゼロ)』からヒントを得たのが出発点です。タスクシュートは、今日1日にフォーカスして実績を記録しながら次の行動を決める日本発の時間管理メソッド(開発:大橋悦夫さん)です。
僕は10年以上愛用しており、現在は漫画家のかたわらタスクシュート認定トレーナーとしても活動しています。先送りゼロの考えを広めたいと思っています。
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ーでは同作を書こうと思ったきっかけも教えてください。
昨年会社を辞めてフリーランスになれたのは、タスクシュートで小さな行動を先送りしないで、積み重ねてきたおかげだと実感しています。忙しい人ほど「1分の積み重ねで未来が変わる」ことを体験してほしくて、この漫画を描きました。
ータスクシュートの詳しいやり方やポイントなどがあれば教えてください。
私は会社員時代からフリーランスになった今もずっと実践中なのですが、ポイントは「未来のことを考えすぎない」ことですね。ゴールを先に思い描くと、終わらせるにはあれもこれもと考えてしまい、「1分じゃ終わらない!」とプレッシャーになるので、まず1分だけ手をつけることに集中します。
1分動けた自分を褒めると勢いがついて、気づけば予定以上に進んでいることも多いです。それがまた嬉しくて、次もまたやろうという良い循環になります。
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(海川 まこと/漫画収集家)