写真マクドナルドは8月11日、公式サイトを更新し、ハッピーセット「ポケモン」ポケモンカードキャンペーンの騒動を謝罪した。
公式サイトに掲載された「ハッピーセット販売に関する大切なお知らせと当社の対応について」では、「このたび実施いたしましたハッピーセット『ポケモン』ポケモンカードキャンペーンにより、一部のお客様による転売を目的とした大量購入や、それに伴う店頭ならびに店舗周辺での混雑・混乱の発生、またご注文いただいた食品の放置・廃棄といった事象が発生したことを確認しております。日頃よりマクドナルドをご利用のお客様にご不便をおかけしてしまったことに加え、店舗で働くクルーの皆様、近隣にお住いの住民の皆様、テナント入居先のオーナーの皆様に多大なるご迷惑をおかけしましたことを、深くお詫び申し上げます」と、一連の騒動を謝罪。
そして「マクドナルドは、ハッピーセットの転売目的での購入や、食品の放置・廃棄を容認しません。このたびの状況は、私たちが長年大切にしてきた『お子さまとご家族に楽しい食体験を提供する』という理念やレストランとしての姿勢に明確に反しており、当社の対応が不十分であったことを厳粛に受け止めております。再発防止のため、以下の対応を早急かつ徹底して講じてまいります」として、“購入数のより厳格な制限”をすると発表した。
具体的には「今後、特定のハッピーセットの販売にあたっては、特定の期間において、より厳格な販売個数制限を設けさせていただく場合がございます。また日頃よりマクドナルドをご利用いただいているお客様にはご不便をおかけしますが、販売個数制限期間中は、モバイルオーダーやデリバリーにおいても利用を制限させていただく可能性がございます。詳細については、その都度ご案内申し上げます」とし、「また期間中、制限を超える大量購入を試みる、何度もカウンターに並ばれる、クルーに対して威圧的な態度をとるなど、ルールやマナーをお守りいただけないお客様に対しては、ご購入をお断りします」と、“販売しない”方針を取るという。
なお、今回のハッピーセット「ポケモン」の購入時に、「明らかに当サービスの運営を妨げる行為をされたお客様、またはそのような購入履歴のあるお客様につきましては、規約に基づき、公式アプリの退会処理をさせていただきます」とのこと。
さらに、転売対策については、「同時に当社では、一部のお客様による悪質な買い占め・転売行為を可能な限り抑制するため、各フリマアプリ運営事業者様に対しても、より実効性のある対策を要請してまいります。これらの販売方法・対策については、お客様や店舗で働くクルーの皆様の意見に耳を傾けながら、継続的に見直し、改善を図ってまいります」と説明した。
そして「当社では『未来を担う子供たちの心と体の健全な成長や発達に貢献することで、家族が笑顔で過ごせるお手伝いをする』というハッピーセットの原点に立ち戻り、いまいちど各種施策を見直してまいります。お客様におかれましては、何卒ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます」と結んでいる。
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