中国との関税停止90日延長=トランプ氏、大統領令署名―米

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2025年08月12日 09:02  時事通信社

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時事通信社

トランプ米大統領=11日、ワシントン(EPA時事)
 【ワシントン時事】トランプ米大統領は11日、中国との間で24%分の関税発動を停止する期限を12日から90日間延長する大統領令に署名した。複数の米メディアが報じた。7月末の閣僚級貿易協議で、延長することで一致していた。

 米中は5月、スイス・ジュネーブでの閣僚協議で、互いにかけ合っていた高関税を115%引き下げることで合意した。このうち24%については90日間停止することで一致。関税再発動の期限が8月12日に迫っていた。

 両国は7月28、29両日にスウェーデンのストックホルムで閣僚級協議を実施し、期限をさらに90日間延長する方針で一致。ベセント米財務長官は協議後、トランプ氏の承認が必要だと話していた。

 中国に対する関税は現在、相互関税の10%と、合成麻薬「フェンタニル」の米国流入を理由とした20%を合わせた30%。停止期間中に貿易協議を進めたい考えだ。トランプ氏は年内に習近平国家主席と対面で会談することも見据えており、中国との過度な対立を避けたい思惑もあるとみられる。 

このニュースに関するつぶやき

  • 日本もそうだけど中国製品って、米国のすみずみまで入り込んでいて毛細血管みたくなっている。故に高関税発動で返り血を浴びるのは米国だとトランプも気づき始めているのかも?今は落としどころ待ち
    • イイネ!1
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