毛糸をくるくる巻いて、切って、整える……たったそれだけでとっても愛らしい「お花のポンポン」が完成するというチュートリアル動画が、YouTubeに投稿されました。動画は記事執筆時点で5万6000回以上再生され、4400件以上の高評価を集めています。
動画が投稿されたのは、YouTubeチャンネル「Natasha Newton - The Cosy Creative」(@NatashaNewtonArt)。このチャンネルでは、英在住のNatashaさんによる、クリエイティブな作品の数々が公開されています。今回紹介するのは、“ポンポンメーカー”を使ったポンポン作りです。Natashaさんは「あまりにも楽しくてやめられない」といいます。
必要なのは、毛糸、ポンポンメーカー、はさみ、太めの棒です。動画では、花の中心、花びら、葉、背景に使う色として、黄色、ピンク2色、濃い緑、白の5色の毛糸を用意しています。毛糸は中太のメリノウールを使っていますが、アクリル毛糸でもOKとのこと。
ポンポンメーカーの片方のアームを開いたら、まず花の中心から作っていきます。黄色の毛糸を左右に小さく巻きつけ、次にくすんだピンクを左に、淡いピンクを右に巻き足します。最後に黄色の毛糸を隠すように巻き付けることも忘れずに。
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さらに先ほど巻いた糸の両サイドに、緑の毛糸を巻いて葉を表現。その後、背景となるベースカラーで全体を均一に覆い整えます。この手順を、ポンポンメーカーの反対側のアームでも繰り返します。
「私は左右対称で仕上げるのが好きだけど、ランダムに作るのも楽しい」とNatashaさん。自分だけの小さな庭を作る気持ちで自由に巻いていくのが、ポンポンメーカーの楽しみのひとつだそうです。
全て巻き終えたら、いよいよ一番楽しい工程のカットに入ります。はさみで毛糸を切ると、もこもことしたポンポンの中から花模様が浮かび上がってきます。Natashaさんはこの瞬間を「いつも“花が咲いた!”って思う」と語ります。
カットが終わったら、中央をしっかりと結び、ポンポンメーカーを外します。出てきたポンポンはまだ少しぼさぼさしていますが、ここからが最も集中力とセンスが問われる整え作業です。
Natashaさんは、「私はかなりしっかり整えるタイプ」と語りながら、はさみで何度もトリミング。時々太めの棒で毛糸を持ち上げたり、隠れている部分を引き出したりしながら、球体を美しく仕上げていきます。
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「私は何かを聴きながらこの作業をするよ。すごくリラックスできるの」とNatashaさん。彼女のように、ものづくりを通じて心を整える時間を楽しんでみるのもいいかもしれません。
完成したポンポンは、フラワーモチーフが鮮やかに浮かび上がった、とっても愛らしい仕上がりに。玄関のかごに飾ったり、ギフトラッピングに添えたりと、さまざまな用途で楽しめそうです。
クラフト初心者でも挑戦しやすく、完成時の満足度が高い「ポンポン作り」。毛糸とポンポンメーカーがあれば、簡単に作れるので、新しい趣味のひとつに加えてみてはいかがでしょうか。
コメント欄では「とってもステキ! マルチカラーで作るなんて考えたこともなかったけど、毛糸屋さんに行きたくなってきた。それに動画を見るだけでも癒やされた」「私が求めていた趣味はこれだったんだ!」「ポンポンをゆっくり切っていく瞬間が一番好き」「まだ先だけどクリスマスのオーナメントやリースにもなりそう」「娘のためにポンポンを作ってヘアゴムの先につけていたのを思い出した」「ずっとポンポンメーカーが気になっていたから使い方をシェアしてもらえてうれしい!」などの声が見られました。
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悩み相談 レンタルおばあちゃん(写真:ITmedia NEWS)42
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