3歳以上1勝クラスに出走予定のトレチーメ(24年5月撮影、ユーザー提供:Kagoさん) GI・2勝を挙げたラブリーデイの半弟となるトレチーメ(牡5、栗東・中内田充正厩舎)が、土曜中京12Rの3歳以上1勝クラス(ダ1800m)で2勝目を狙う。
トレチーメは父モーリス、母ポップコーンジャズ、母の父ダンスインザダークの血統。母は03年のスイートピーSで2着、オークスで6着の活躍馬。半兄のラブリーデイは15年の宝塚記念と天皇賞(秋)など重賞6勝を挙げた名馬。同じくボッケリーニは20年の中日新聞杯、22年の目黒記念、23年の鳴尾記念を制している。
ここまで9戦1勝。23年1月の新馬は3着。そこから惜敗が続き、未勝利が終了する時期を迎えた。それでも1勝クラスで戦い続けると、24年4月に東京ダート1600mで待望の初勝利をゲット。すると同条件の前走でも2着に奮闘。その後は実戦から遠ざかり、今回は1年3カ月ぶりの実戦となるが、このメンバーなら地力上位は間違いない。
休み明けの一戦で勝利をつかみ取ることができるか。今後を占うレースとなりそうだ。