テレビアニメ「ダンダダン」の製作委員会が22日、公式X(旧ツイッター)を更新。劇中歌「Hunting Soul」をめぐる騒動を謝罪した。
同アニメ製作委員会は「このたびはTVアニメ『ダンダダン』における楽曲『Hunting Soul』に関しまして、皆様にご心配をお掛けいたしましたことを深くお詫び申し上げます」と切り出し、「本楽曲は、製作チーム一同が尊敬してやまないYOSHIKI様とX JAPAN様のような熱量をアニメの中で表現すべく、また、音楽演出において、『ダンダダン』のアニメにおけるストーリーやシーンにマッチし、かつ作品としてのクオリティをさらに上げられるようにとの想いで制作いたしました」と経緯を説明。「しかしながら今回、YOSHIKI様及びX JAPAN様に対して、事前のご説明に思いが至らなかったことで、ご心配をおかけしてしまったことは本意ではなく、心からお詫び申し上げます」と謝罪。そして「権利関係につきましても、関係各所と建設的に協議を進めております」とした。
続けて、「本件についてはYOSHIKI様ともすでにお話をさせて頂いており、今回を契機に、未来に向けた創造的な取り組みを共に考えている所でございます」と現状を報告。「YOSHIKI様X JAPAN様、そしてファンの皆様、またダンダダンファンの皆様や関係者の皆様には、ご心配をお掛けいたしましたことを改めて深くお詫び申し上げますとともに、今後とも本作品を温かく見守って頂けますよう、何卒よろしくお願い申し上げます」と呼びかけた。
「Hunting Soul」は、同アニメ第18話に登場したキャラクター「HAYASii」がボーカルを務めるバンドの楽曲として披露されたもの。作詞・作曲・編曲は永井聖一、プロデュースは牛尾憲輔、ボーカルは谷山紀章、ギターはマーティー・フリードマン、ドラムはChargeeeeee…、ベースはわかざえもんがそれぞれ担当した。
8日にYouTubeで同楽曲のリリックビデオが公開されると、X JAPANのYOSHIKIが「何これ、XJAPANに聞こえない?」と自身のXで言及。「この制作チーム、事前に一言ぐらい言ってくれれば良いのに..」「最初これを知った時は、なんだか面白くて笑っていたら、弁護士達からも連絡がきた 著作権侵害の可能性があるとのことで、どうなるのだろね」ともポストし、法的トラブルに発展する可能性を示唆していたが、翌9日には「この件は、音楽出版のSony Music Publishingが管理している曲に関係するため、関係者で近く話し合いが行われるようです」と現状を報告。「自分もアニメファンで、こういう作品は好きなので、前向きな方向に進むことを願っています」とコメントしていた。
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