「喜ばれない土産No1」“とらやの羊羹”貰った駐在員妻が激怒して論争勃発、“森進一”にも注目集まる

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2025年08月22日 21:00  週刊女性PRIME

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週刊女性PRIME

とらや銀座店の店頭(公式インスタグラムより)

 贈り物の定番として知られる高級和菓子、とらやの羊羹をめぐってネット上で思わぬ論争が起こっている。経緯をスポーツ紙記者が語る。

“とらやの羊羹”をめぐってSNSが大炎上

「海外に駐在している会社員の妻と見られる一般人のアカウントが、夫が得意先の人からもらったというとらやの羊羹の詰め合わせ写真とともに、《駐在者に絶対に喜ばれない土産No1》《相手の立場で考えろよ!》などとポストしたのです。これに批判が殺到し、書き込みは現在削除されています」

 この妻は、とらやの羊羹が高級なのはわかるとしながらも、《佃煮、塩昆布、お茶、1カ月ほど放置してすべてゴミになります》と説明。駐在員として日本を離れて暮らしているからといって日本の“昔ながらの味”を欲しているわけではない、《日本のデパ地下で最近流行ってるお菓子持って来るのが基本中の基本》とつづった。

 この妻の意見を受け、ネット上ではツッコミの声が相次いでいる。

《自分が渡したお土産を裏で文句たらたら垂れられてどう思いますか? 相手の立場で考えろよ!》

《ポスト消したみたいだけど、とらやの羊羹をもらって怒る人っているのね…怖いわ。私はもらえたらうれしい》

 こうした指摘が聞かれる理由を前出のスポーツ紙記者が続ける。

「ポスト主はたまたま羊羹が好みではなかったのかもしれませんが、《駐在者に絶対に喜ばれない土産No1》と断定調の書きぶりが炎上を招いてしまったのでしょう。

 さらに問題なのは、とらやの羊羹を渡す人間は《自分は仕事できないバカです、と宣伝してるも同然です》など、“人格否定”とも取れるフレーズも書き連ねていたため、SNS上で《仕事できない奴認定とか、この人仕事してないでしょ? 何様?》といったさらなる批判を集めてしまいました

森進一が川内康範氏に持って行ったのが、とらやの羊羹

 その一方で、とらやの羊羹が持つ“特別な意味”を指摘する声もネット上で聞かれる。

《とらやの羊羹は謝罪時に持って行く物としてビジネスマンの中で広まってるから、確かに家族で食べるならあんま嬉しくないかも》

 といった“お詫びの印”だから手土産としてはふさわしくないといった意見や、

《とらやの羊羹を貰っても嬉しくないケースはあると思うよ 別の羊羹だけど小城市で70年以上暮らしてる家の親にお土産で持っていたらガチで怒られたし》

 と、地元に有名な羊羹がある家に持参するのもふさわしくないといった意見が。

 さらに、《とらやの羊羹と言えば、おふくろさん騒動で森進一が作曲した人に謝罪に行って門前払いくらった時に玄関に置いたのがとらやの羊羹だったよ》といった声も聞かれた。2007年に起こった歌手の森進一による名曲『おふくろさん』をめぐる騒動を思い起こしたのだろう。

「『おふくろさん』騒動は、同曲の作詞を手がけた作家で作曲家の川内康範さんが、森さんが無断で前奏パートを付け加えていたことに激怒。森さんがとらやの羊羹を持参して出向くも、川内さんに受け取ってもらえなかった一件ですね。このときはしきりに、とらやの羊羹がワイドショーでクローズアップされました」(前出・スポーツ紙記者)

 とらやは今回、思わぬ“とばっちり”を受けた形になったが、“高級手土産”としてあらためて存在感を示したのは間違いなさそうだ。

このニュースに関するつぶやき

  • 日持ちするお土産のお菓子で…との事だろ?海外駐在員に「日持ちしないプルプルして、持ち帰ると必ず破損する鳥のプリン」なんかどう持って来いと?
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