大学への進学実績や学校独自の取り組み、交通アクセスの良さなど、高校を評価するポイントはさまざまですが、地元の人たちからの評価というのも気になるところです。
ねとらぼでは、アンケートサイト「ボイスノート」の協力のもと、石川県在住の50代男女を対象に「近年評価が高まっていると思う石川県の公立高校は?」というテーマでアンケートを実施しました。
地元の50代から「近年評価が高まっている」と票を集めた石川県の公立高校はどこだったのでしょうか?
第2位は、得票率16.1%で2校が選ばれています。1校目は「金沢桜丘高校」です。金沢桜丘高校は、1921年に創設された「石川県立金沢第三中学校」を前身とし、1949年に現在の校名に改称されました。2012年度からは県の「いしかわニュースーパーハイスクール」の指定を受けており、県内在住外国人との交流研修や、海外に進出している県内企業での研修など、独自の教育を推進しています。
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同校では「質実剛健」を校訓、「文武両道」を校是とし、知・徳・体あらゆる面での成長を目指す全人教育を実践。2025年の大学入試では、地元の金沢大学をはじめとする難関大学へ多くの合格者を送り出しています。また、部活動においても剣道部をはじめ、多くの部活動が活発に活動しているようです。
同率第2位の2校目は、「金沢二水高校」でした。金沢二水高校は、1948年に新設された「金沢第二高等学校」を前身とし、翌1949年に現在の校名で創設されました。「自由・闊達・明朗・真摯・清新」を校訓とする同校では、グローバルリーダーとして必要な論理的・批判的能力、協働する力、的確な発信力の育成を目指しています。
県内有数の進学校として知られる同校では、大学教員を招いての学部学科説明会のほか、医療職を目指す人へのインターンシップ、模擬裁判選手権大会など、さまざまな進路指導イベントを開催。2025年の大学入試においても、地元の金沢大学をはじめとする難関大学に多くの生徒が現役合格を果たしています。
第1位は、「金沢泉丘高校」でした。得票率は20.4%です。1893年に設置された「石川県尋常中学校」を前身とする金沢泉丘高校は、1949年に現在の校名で発足しました。同校は、「心身一如」を校是とし、スーパーグローバルハイスクール事業やスーパーサイエンスハイスクール事業で培った経験をもとに、国際的に活躍する科学技術系人材や、心身ともに健全で品位と良識あふれるリーダーの育成を目指しています。
普通科と理数科が設置されている同校では、ほぼ全員の生徒が4年制大学を志望。大学入試においては、地元の金沢大学のほか、東京大学・京都大学などの難関大学に毎年多くの合格者を送り出すなど、県内有数の進学校として常に高い実績を残しています。
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