【ヤクルト】高津監督「投手にストライク入らないんだから…」奥川恭伸、投手の才木に押し出し四球

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2025年08月24日 21:20  日刊スポーツ

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ヤクルト対阪神 6回表阪神2死満塁、才木に押し出し四球を与えがっくりする奥川(撮影・鈴木みどり)

<ヤクルト1−8阪神>◇24日◇神宮



ヤクルトが大敗で引き分けを挟み3連敗となった。


先発奥川恭伸投手(23)は7回途中8安打3失点と試合をつくった。ただ、6回が痛かった。2死満塁、阪神先発才木に押し出し四球を与えた。外角低めに148キロ直球を投げ込んだが、わずかに外れた。球審の右手は上がらず、3点目を失った。4回は佐藤輝にソロを浴びるなど6敗目。神宮では21年4月から9連勝中だったが、10連勝はならなかった。


5四球だった奥川について、高津臣吾監督(56)は「四球は多かったですね。今週は非常に先発が早く交代する場面が多くて、ぜひ最後まで1人で投げさせたかった。才木よりも先に降ろしたくないというのがあった。ピッチャーにストライクが入らないんだから、四球も増えますよね。大きな3点目だった」と話した。


7回まで1−3と2点差で食らいついた。しかし、8回に3番手の石原勇輝投手(23)が炎上した。2死満塁から森下の走者一掃の適時二塁打を献上する5安打5失点と打ち込まれた。一気に試合を決められた。


村上宗隆内野手(25)は10号ソロを放った。4回先頭、才木の148キロ直球を左中間席に運んだ。村上は7月29日の1軍復帰から24試合での10号にスピード到達。7年連続の2桁本塁打となった。


打線は才木の前に要所を締められた。1回の2死三塁、5回の1死三塁、9回の1死二塁など走者は出したが、決定打に欠いた。村上のソロによる1点止まりだった。


高津監督は「初回、5回、最終回と得点圏にいったのは3度かな。そこで1本出ない。(才木は)良い投手なので、なかなかチャンスも少ないと思っていた。そこで1本出るか、出ないかは非常に大きなところだが、なかなか打たせてもらえないですね」と打線の奮起を求めた。

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