きのう、千葉刑務所で50代の男性受刑者が頭から血を流しているのが見つかり、その後、死亡しました。男性受刑者は同室の受刑者に水筒で殴られた可能性があるということです。
千葉刑務所によりますと、きのう午前7時すぎ、千葉刑務所の複数の受刑者が共同生活を送る「共同室」で50代の男性受刑者が頭から血を流して倒れているのが見つかりました。男性受刑者は意識不明の状態で病院に運ばれましたが、その後、死亡が確認されました。
共同室では、亡くなった男性受刑者を含め5人で生活をしていて、当時は就寝時間中でしたが、巡回中だった刑務官が同室の受刑者の助けを呼ぶ声に気づき、倒れているのが見つかったということです。
千葉刑務所によりますと、男性受刑者は同室のほかの受刑者から刑務所から貸し出されているステンレス製の水筒で複数回殴られていたという証言があるということで、千葉地検などは詳しいいきさつを調べています。
千葉刑務所は「今回、受刑者が亡くなったことを重く受け止めております。今後とも被収容者の適切な処遇をはじめ、適切な管理、運営に努めてまいります」とコメントしています。
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