

夫は大学講師の話に浮かれているようで、「セルフブランディングが重要」「自分自身を発信しなきゃ」などと持論を語ってきます。これまで転職には必ず成功してきたため、今度も絶対にうまくいくと信じて疑っていない様子でしたが……?


いったい面接でなにがあったのか、夫は語ろうとしません。私は義父に電話して聞いてみました。すると夫は求められる人材としては知識が足りなさすぎたそう。それなのに自分から堂々と雇用条件を交渉し、赤っ恥をかいたようです。

夫は大学講師での採用の話に前のめりで、「会社に雇われる時代はもう終わり。自分自身をブランド化すべきだ」などと熱弁していました。これまでの営業職の転職はすんなり決まっていたので、今回も希望が叶うはずだと思って浮かれていたのでしょう。しかし結局は力不足で、ただの夢物語で終わってしまいました。年齢的にもすでに「若い」とは言えない年代になっていることを、夫はあらためて思い知ったことでしょう。
得意げにしていた態度が一転、すっかりしょげ返ってしまった夫。けれど私はなんだかホッとしました。これを機に、夫が現実を見てくれたら……。目の前の仕事にきちんと向き合い、地道にキャリアを積み重ねることを考えてもらえたらと思います。
原案・ママスタ 脚本・rollingdell 作画・はなめがね 編集・井伊テレ子
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