<楽天10−3ソフトバンク>◇26日◇弘前
ソフトバンクが約4カ月ぶりの4連敗を喫し、2位日本ハムにゲーム差なしとされた。先発した大関が今季ワースト6失点(自責点1)で5回KO。自身の連勝が9で止まり、13試合ぶりの黒星に「結果的に苦しい試合にしてしまった。すごく悔しいです」と肩を落とした。
ボーンヘッドで暗転した。1−1で迎えた5回無死。名手の今宮が平凡なゴロをファンブルし、先頭打者の出塁を許した。その後、1死二、三塁から犠打失策で勝ち越し点を献上。同1死満塁からは3番ボイドにグランドスラムを浴びた。カウント1−1からの3球目。真ん中に甘く入ったスライダーを左翼芝生席へ運ばれた。小久保監督は「あそこで勝負ありでした。味方のミスの後、踏ん張ってくれと思っていたけど」と振り返った。
チームとしては3年ぶりの青森・弘前開催だった。当地での成績は直近で18年、22年は連勝中だったが、今季2度目の2桁失点で大敗。パ4球団には勝ち越し中も、楽天戦は唯一の負け越しで8勝10敗の借金2となった。小久保監督は「(シーズン残り)29試合しかない。悔いの残らない戦いを続けるだけ」と前を向いた。ナインは、27日の開催地・秋田へ向かった。【佐藤究】
▼通算1500安打=中村(ソフトバンク) 26日の楽天戦(弘前)の8回、江原から本塁打を放って達成。プロ野球139人目。初安打は11年5月10日のオリックス4回戦(ヤフードーム)で寺原から。
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