
スマホは個人情報そのものと言ってもいいのではないでしょうか? スマホの置き場所ひとつで、ママに隠したいことがある……など旦那さんの心が透けて見えることがあるようです。
『旦那がスマホを枕の下に置いて寝るようになった。怪しすぎない? カマをかける案はないかな。ロックしていることは知っているけれど、パスワードまではわからない』旦那さんの行動の小さな変化が、投稿者さんの心に大きな不安をもたらしているよう。「今までは枕の横か、充電用の棚に置いていたのに。なぜ急に枕の下に?」と疑念を抱くのも当然かもしれません。単なるクセなのか、それとも何かを隠したいからなのか……。ママたちの間で交わされた数々の声から、浮気の可能性や観察方法、カマのかけ方まで考えてみましょう。
スマホの置き場所の変化は浮気の兆候?
ママたちは「それ、怪しすぎる」と直感的に反応しました。
『浮気だな。うちはそうだった』
『うちの旦那もそれで浮気していた。お風呂のときは「タオルの下に隠す」から「車に置いてくる」に進化したよ』
『何でそんなバレバレなことをするのだろう。本当に馬鹿だよね』
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カマのかけ方・観察ポイント
ではどうやって事実を見極めればいいのでしょうか。まずは観察が第一だそう。
『旦那が寝た後にスマホを枕の下から取り出し、あえて表向きにして見える位置に置く。朝の焦り方を見て判断する。浮気している旦那は、言葉にすると逆ギレするからね。とりあえずは観察するしかない』
『浮気していたら今後どうするか、投稿者さんの考えがまとまってからカマかけたほうがいいよ』
『とりあえず日記をつけてみて、帰宅が遅い曜日や出かける曜日を照らし合わせるとか、カバンにGPSを仕込むとかしてみては?』
『迂闊にカマかけて、より巧妙に隠すようになったら面倒だよ。旦那さんの行動パターンを振り返ってみて。枕の下に置く前と後で何か違うところはない?』
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『「今の季節、枕の下に入れて放熱の邪魔をすると発火するかもしれないよ。危ないからやめてよ」と言いながら枕の下に手を突っ込んで旦那のスマホを掴んだら、どんな反応するんだろうね』このような安全面を切り口に話題を振るという方法も。「東京都消費生活総合センター」のサイトには、以下のように記載されています。
『充電端子を斜めに抜き差ししたり、接続した状態で上下左右に無理な力を加えると、端子内の接点が変形したり破損する可能性があり、場合によってはショートに近い状態になり、発熱や焼損の原因となります』引用:東京都消費生活総合センター|大事なスマホが突然発火? スマホの事故に注意
枕の下は、寝相によっては寝ているときに無理な力が加わることもあるでしょう。「危ない」と注意して、旦那さんの様子を伺ってもいいのかもしれません。
また証拠を探すなら、カバンや財布のなか、レシート、クレジットカードの明細、ラブホテルのポイントカードなど、うっかり出てくる「物的証拠」にも注目するといいとママたちは言います。
旦那の行動を“真似する”という対抗策
『投稿者さんも枕の下にスマホ置いて寝るようにする』
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『私も寝落ちするときは、スマホが枕の下にあるときもあるよ。湯船に浸かっているときも音楽を聴いたり買いものしたりするから、お風呂に持っていくし』この行動にはふたつの意味があるのかもしれません。ひとつは「あなたの行動を、私はちゃんと見ているよ」という無言のメッセージ。もうひとつは、自分も同じことをしてみることで、「それは実は大した意味ないのかも」と気づくきっかけになることも。ズボラで何も考えていないだけの人も世のなかにはいる、という冷静な指摘もありました。
疑いを晴らすために、直接聞くのもアリ?
とはいえ延々と疑い続けるのも疲れてしまいます。
『素直に聞いた方がいいよ。コソコソするとややこしくなる』
『いい夢を見られるおまじないかも』浮気を疑っていたとしても、聞き方には注意が必要です。いきなり「浮気しているでしょう」と詰め寄ると、相手は逆ギレしたり、より巧妙に隠したりするようになるかもしれません。「なぜ最近スマホを枕の下に入れるの?」「発火するらしいよ?」そのような雑談レベルの軽い質問から、相手の反応を探ってみるのがベターなのでしょうね。
心配すべきは、スマホより夫婦の信頼
最終的には、スマホを隠す行動以上に、「なぜ隠すのか」「なぜ疑うような状況になっているのか」を夫婦で見なおす必要があるのでしょう。“枕の下のスマホ”は、信頼が揺らいでいるサインの一つに過ぎません。本当に問題なのは、隠されたスマホの中身ではなく、「何か隠しているのでは?」と不安に感じてしまう関係そのものかもしれません。旦那さんのスマホが枕の下にある。たったそれだけで、心がざわつく自分がいる。そのようなときは、冷静に観察し、根拠を持って行動し、必要なら勇気を出して話してみましょう。
小さな違和感を放っておくか、向き合うかで、夫婦の未来は変わっていくかもしれませんね。
文・岡さきの 編集・佐藤さとな イラスト・善哉あん