<フィギュアスケート:チャレンジャーシリーズ(CS)木下グループ杯>◇第1日◇5日◇大阪・関空アイスアリーナ◇男子ショートプログラム(SP)
世界選手権3度出場の友野一希(27=第一住建グループ)が、85・08点で日本勢トップの2位となった。首位の車俊煥(韓国)の87・76点に続いた。
4回転−2回転の連続トーループとトリプルアクセル(3回転半)で減点となったが、4回転サルコーは成功。3つのスピンとステップシークエンスでは全て最高評価のレベル4を獲得した。「サルコーが決まったのはすごく良かった。冷静にしっかり沈み込みすぎず楽にいけた」と好感触を得た。
この日は同じ大阪出身で仲の良い山本草太が3位発進した。大会1週間前に腰を痛めながら奮闘する姿に「僕としては体を大事にしてほしい思いもあったが、点数を聞いてすごいなと思った」と驚いた様子。「自分のことに集中して頑張ろうと思えた」と続けた。
今季は来年2月のミラノ・コルティナオリンピック(五輪)がかかるシーズン。10月からは代表選考で重要なグランプリ(GP)シリーズが開幕し、友野は第3戦スケートカナダ、第5戦スケートアメリカ大会に出場する。具体的な目標には「90点台をコンスタントに出すこと」と掲げ、「ジャンプ含め、完成度の高い演技をしたい」と思い描いた。【藤塚大輔】
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